やっぱり僕はハッピーライヴショウアップっていう作品が好きなんだなぁと再確認出来ました。前作ではよく分からない娘になっていたミヤビ・アサヒナというヒロインのことをしっかりと好きになることができました。
いつもの通り後語りという名の雑記です。ネタバレはあります。
二年ぶりの続編ということで発売決定時からめちゃくちゃ楽しみにしていました。ミヤビのことは別段好きでも嫌いでもなかったのですが、ハラショウの世界観にもう一度浸れるということが楽しみでしょうがなかった感じです。
☆ ☆ ☆
・ミヤビafter√について
エロシーンは2つ。正直少なく感じましたが値段を考えたらまぁこんなもんかなという気もする。
歳下の姉弟子とかいうどっかで見たような設定正直好き。口の悪いクソガキ感あるキャラって普通はムカつくけど、全然そんなことなかったし、CV.夏和小は偉大や。(というかそもそも母国語では育ちの良さが出てるぐらい丁寧な言葉づかいではあるが。公用語は口の悪い家政婦が教えたから下手だったってやつ)
「なんでコイツは満足に話せない言語で話してるはずのアキトの言っていることが通じるんだ?」
こう思っていた人、多分僕以外にもいると思います。いますよね……?
僕はまぁエロゲとか二次元作品全般におけるご都合主義みたいなもんかと勝手に思っていました。違いました。答え出てます。ユニゾン現象でした。そんなに考えなくてもヒントあったよね。なんで僕読んでて気づかなかったんですかね。恥ずかしい……。
ミヤビとの始まりの一週間は、なんでこの娘はこんなにアキトに張り合ってくるのかなぁという疑問にぶち当たりますが、まぁアキトの魔法への執着とアキト自身(人格的な部分)への愛着、過去の拗らせた気持ちとミヤビ自身の負けず嫌いな性格を知ればわりと腑に落ちるかと思います。それにしても幼少期のクソデカ感情を持ってるだけあってデレた時の破壊力がたけぇわ……。
日常シーンは前作ヒロインたちとの絡みが少々。特にルー(留年)との絡みはコメディ的なノリで結構好きでした。今作はぽかぽかは解散してしまっている時間軸なので、ジャンのいる文芸部をちょっとした溜まり場にしたり、俳句を詠んだり(詠んでない)、やっぱりちょっとしたやり取りでさえもキャラがイキイキと動いて(?)いたので、プレイしているこちらも楽しい気分になり、改めて学園パートも面白いなと感じました。
前作ヒロインで一押しキャラはやっぱりペチカですね(ニチャア)。あまりにも都合のいい女すぎる。いい意味で。普通に気遣いできるし縁の下の力持ちだし迷ってたら背中押してくれるし……はぁ……(以下略)
お家がらみの話はそこまで重くやらず、あくまでもアキトが前作までの経験+今作のミヤビとの生活を通して自身の魔法との向き合い方に答えを出す(過去を克服する)のが主題になっていました。アキトが答えを出した後のソフィアとのやり取りは、アキトが受けた過去の仕打ちを知っているソフィアにとっては本当に残酷(※1)で、だからこそ称賛に値する。逃げずにこれ書いてくれたのは本当にありがとうって感じ。ソフィアの心境を考えたらマジで泣けてきました。ソフィア√での成長を経験していないソフィアってこんなにもコンプレックスを抱えたままの弱い女の子だったんだなぁって。ミヤビafter√のおかげで前作のソフィア√も改めて良かったと思えました。
あとはフィナーレみたいなラストCGで無事に後方腕組みオタクの顔つきでゲーム終了です。(この感想いる?)
☆ ☆ ☆
・その他ヒロインのミニアフターについて
全部10分~15分ぐらいです。1シーンのみ。まぁおまけだと思えば十分。
ソフィア → 青姦。パイズリがエロいってことぐらいで他に言うことはないです。
カーチャ → 学園H。前立腺マッサージするお嬢様えっっっっっっっろ! アキトくんのお尻はどうなってしまうのか。
ルー → 青姦。相変わらず発○障害みたいなやり取りしてるの笑いました。無知シチュ+おもらしえっちはエロいです。
クラリス → お部屋H。ムッツリ自慰美少女(後輩)好き。アキトの方から誘ってほしいけど結局自分からやりたがるの本当にHだと思う。
ペチカ → 同棲お部屋H。コスプレおもちゃ自慰美少女(先輩)好き。こういう爛れた性生活みたいなバックボーンに弱いからもっとくれ。
☆ ☆ ☆
・総評
結論から言うと、長すぎず短すぎずちょうどいい塩梅で、見たかった物語を描き切ってくれていたため、満足できました。コイツいつも満足してんな。
ごちゃごちゃと語ってきましたが、シンプルな結論として、やっぱり僕はこのゲームが好きみたいです。FAVORITE様の次回作も楽しみにしています。本当にありがとうございました。
☆ ☆ ☆
※1
アキトが魔法を使う=アキトの過去をユンゾン現象で追体験したソフィアにとっては泣き出したくなるほどの心の痛みがあること
アキトだけがソフィアを置いて先のステージ(ライフステージという意味です)行ってしまう=置いて行かれる恐怖と引き止められない自身への失望
アキトの魔法を使う理由がミヤビのため=ミヤビを選んだことがはっきりしたことで完全に失恋