求めていた幸せは、ここにあった。この、温かくて優しい、宝泉守町に。……僕が求めていたものはどこにあったんですかねぇ……(困惑)
いつもの
[プレイ時間内訳]
体験版範囲(共通√)約40分→共通√(各種バッドEND・ノーマルEND含む)約3時間半→個別√約2時間×5
[攻略順]
紬→碧→晴歌→杏奈→巳凪
[ヒロインの好み]
碧=杏奈=巳凪>晴歌>紬
[個別√の好み]
碧=巳凪>杏奈>晴歌>紬
攻略順は杏奈と晴歌は先に、碧と巳凪は後にするのが良いかと。もっと言えば巳凪√はラスト推奨。紬は真っ先にやるかラストにやるかもしくはやらないかでいいと思う。理由は後述
今作は前2作と比べてやや微妙な作品となってしまった感が否めない。期待感が大きかっただけ余計に、である。舞台が日本(細かいことは言わないで)であるAXL作品は初めて(……というか僕自身AXL作品を2つ(エリクシルとレーシャルマージ)しかプレイしていない)だったけれども、体験版時点ではかなり満足できていた。が、どうしてこうなった……。あと、エッチシーン多くて困惑しました
フローチャート実装とシーンジャンプ実装(前回からあったっけ?)は良い。だがしかし、共通√でのバッドEND実装とはいかに……。いや、別に悪くないんだけど……ほのぼのした世界観的にシリアスを通り越してのバッド(死に準ずる何か)は正直いらなかったかな……
共通√前半はあやかし達のお悩み相談(解決)がメイン(ここでかの有名なマンガ「夏目友人帳」的な儚い雰囲気の話もあるかな~? とか想像していたけど全く違ってた模様。そらそうか)。共通√後半は町に関する問題など(バトル要素もあるよ)とその解決後を描いている。唐突なバトル要素は許容できたけどバッドENDは許容できないってこれもうわかんねぇな……
軽く個別√にも触れておくと、……こいつらいつもキャンプ行ってんな って感じ
・紬
巫女枠。あじ秋刀魚枠。天然キャラ枠。キャラは悪くないのにどうしてこうなった。町の神社の巫女さんで霊感は皆無という触れ込み→霊感が皆無なのは元々持っていた力を大妖怪の封印に注ぎこんでいたから→は?。世界観ぶち壊しの戦犯√ってイメージだった。やらない方がいいレベル。宝泉家の過去の闇深すぎてアレ。対して役に立たない妖怪たちと主人公、サブとなるヒロインの扱い、あまり上手くない話の見せ方、ヒロインの魅力、なにもかも微妙。この√だけ明らかに雰囲気がおかしいしAXLがどこに辿り着きたかったのかまったくわからない。敵を倒さないと町の滅亡みたいな話やめーや。というか紬ちゃんが最強の大妖怪抱えた爆弾みたいなもんなのに、他√での紬ちゃんの扱いの適当さに草が生えちゃうレベルだった。ケモ耳Hはいいと思いました(こなみ)。……結局はいつものエンディングの演出に手を叩いて賞賛したけどなんだかモヤモヤしたものが残る√だった(※細かいことは覚えてないので戯言だと捉えてもらってかまいません)
・碧
委員長枠。常識人枠。主人公・ヒロイン・サブキャラのみんなで町を守る話。普段の雰囲気とシリアスが程よく絡まっており、正直一番AXLらしさが出ていたと思う。視点の切り替えが多かった√でもあり、伏線(というほどでもないか)回収も綺麗。こういうご都合主義のハッピーENDなら最高でしょ……
・晴歌
年上BBA……お姉さん枠。先生枠。元敵。この√だけ個別でもバッドENDあるのかたまげたなぁ……。バトルモノっぽくなって雰囲気壊れてる感あるけど紬√と比べたらましだった。主人公が一番主人公してたなって感じ。それ以外に思うところはない
・杏奈
年下枠。身内枠。主人公の従妹。とても可愛いしいい子。ご当地アイドルの町おこしの話。ありがち(?)な話だったけれど温かい雰囲気は出てた。悪は滅びるってはっきりわかんだね、最後はスカッとしたよ。ハハッ!
・巳凪
無口キャラ枠。不思議ちゃん枠。黒髪美少女にゆかり教育される√(※意図的な語弊を含む説明)。森を守るためにヒロインと妖怪たちが頑張る話。一番短いけれど綺麗にまとまっている。共通での伏線の回収や妖怪たち(主にヌシ様とポンタ)の過去も明かされる。短い話なのにエッチしすぎだと思いました(こなみ)
AXLらしさ、AXLっぽさってなんだよ(哲学)
おしまい