演出が面白かった
演出が面白かった。
シナリオも楽しませてもらった。
しかし、大きな何かが残るような作品では無かった。
名残も無ければ、プレイして良かったという満腹感も大して無い。
この作品に、フルプライス程の価値を見い出せない。
それでも、無価値では無いと思った。
作中の言葉を借りるならば、"別離も出逢いも、突然だからいい"。
そういう作品として捉えるならば、良い出逢いとして消化できるのかもしれない。
名残惜しくはない。
けれど何か大切だと思える作品。
こうした掴めないところがまた可愛い。