ミドルプライスで評価するなら80点。プライス関係ないなら75点。
ミドルプライスでこれだけの世界観を作りだしまとまったシナリオにしているところは高い評価ですね。
ただ、プライス関係なしに見たとき、キャラの魅力を引き立てきれてない感があります。
背景の綺麗さ、原画の可愛さ、BGMなどの雰囲気がこの世界観を作りだしており、
なにより立ち絵に後姿があるのは評価するポイントとしては高くてもいいのではないでしょうか。
また、あめとゆきさんの描いたキャラが可愛い。
私服2種類、寝間着、ファミーユ制服・・・どれもすべて服のデザインなども女の子らしくとても可愛かったです。
また、先ほども書いた通り、ミドルプライスという中でこれだけいいシナリオを作りだしたのはすごいと思います。
主人公の正体、レンの立ち位置、ショウとは?などなど段々明らかになっていく姿は、物語に引き込まれる感じがしてよかったです。
逆に、ミドルプライスのせいでボリューム不足。
ミドルプライスといことを考えなかったら、シナリオもちょっと微妙な評価になりますね。
どのキャラも主人公が羽をもらうときが、ワンパターンすぎてう~んってなりました。
ボリューム不足のためか、キャラの魅力を引き出しきれてない。
なんとなくヒロインたちに印象は残りますが、日常会話が多ければもっとヒロインの魅力を引き出したり、意外な一面が見れたのかもしれないと思ってます。
個人的にエピローグでエッチするよりは、本編1本で日常会話を増やす方が好みだったかもしれません。
あとハル役の沢澤砂羽の演技は名演技だったな~って思います。
ほかの沢澤砂羽の作品もプレイしてきましたが、これはなかなか惹かれるものがありました。