恋愛の型に嵌らないセックスの在り方
基本的にははⅠと同じです。
リアルに抱えているものからくるモヤモヤを解消する手段として、
「偶発的に」主人公とセックスすることを思いつく、みたいな。
なんていうかこの世界の住民は恋愛をしようとしていなくて、
そこを飛び越えてきわめて合理的にセックスに辿り着くんですよね。
しかもその気持ちの種となっているのが、前作のヒロインがしてきただったり、
シリーズものの強みをわかっているなという印象です。
さてさて美玖ちゃんについてですが、
最初は恋愛にも性にも無頓着な女の子で、
「おちん〇んが欲しい」なんていう衝撃発言をしてしまうような子です。
その気持ちの根底にあるのは、自分が女で主人公が男であることで
生まれる壁の存在に違和感を覚えていることです。
ここまで育ってきたのと同じように主人公と同じように物事を感じて、
世界を捉えて生きていきたい、そのことが一番の根底にあります。
前作でめでたく従妹のお姉さんと結ばれた主人公くんでありますが、
そのことが紛れもない主人公の変化でそこにまた美玖との間の「距離」が生まれるわけです。
言ってしまえば、セックスを知っているか知らないかという壁です。
でも、もともと無頓着なものだからさっぱりそれが分からない、
なら、やってみればいいんじゃないか!
そういうロジックをもとに二人の「方舟」が漕ぎ出すことになります。
ヒロインとしてキャラクターとして
序盤に無自覚にドエロイ感じがたまらんかったですね。
目覚めてからは比較的前作をなぞるような感じになるんですが、
「何も知らない」時期を経て、そこに行くことに意味があるように思いました。
でも、純粋ですね、この子は。良い意味でありのままに生きているように思います。
瑠璃子は結婚の関係で葛藤があり、そこに対して自分の気持ちをはっきり形にしたい、
というような一種の目ざとさや悪さがあるのが魅力でしたが、
美玖はとにかくまっすぐで、悪意なくみんな一番大好きと心から言ってしまうようなタイプ
そんな美玖のまっすぐな言葉と提案を受けて紫織がどう動くのか楽しみですね。
騎乗位のモーションがバカエロいのと、でかい乳がシャツを押し上げている絵がたまらんでした。
本当に無自覚というか、乳を邪魔な錘くらいにしか思っていなさそうな、
立ち振る舞いがめちゃめちゃエロかったですね。
物語が成立しなくなりますが、ずっとこの期間を見ていたいくらいでした。
次で完結。注文済なのでただ楽しみです。
基礎点 42/50
熱中度 25/30
システム音楽等 14/15
補正得点 5/5
合計 86/100