よくまとまったロープラのお手本となる作品
特にマークしていたわけでもなく、やりやすそうで中古で安く落ちていたため購入。
思っていない掘り出し物でした。
・良いところ
①ロープラにしてはきれいにまとまったストーリー。
大きなずれや矛盾なく起承転結できれいにストーリーが流れます。
この手のロープラゲーは、可愛ければ抜ければまあいいやと半ば思うこともあるのですが。
出会いからラストまで、この光というヒロインの軸がぶれずにずっとあります。
じっくりとヒロインのことを知ることができるシステム（後述）のため、
そうした軸があることで、物語にかかれない彼女の人生というものだったり、生き様だったりを透かしてみることができるようで、すごくこのヒロインに好きになれたなと、。
甘々８感動２のバランスもちょうどよいです、萌えゲー主体の自分としては。
②ヒロインとの対話により深まる関係性と没入感
ヒロインの会話のいたるところに２択の会話チェンジがあり、それによって好感度が上がります。
かなりの数ありますが、MAXまで上げるにしてもかなり緩いのでご安心を。
この手のゲームにありがちな明らかにこっちだろというような選択ではなく、細かい言い回しなどの差異もあったり、都合のいいことばかり言っているとそこを突かれたりと、
リアルなコミュニケーションゲームに仕上がっているように感じました。
「こっちいうと怒りそうだなあ」とか考えながら、会話を決めていくのが楽しく、ちゃんと「攻略」しているなという感覚があり、自分は楽しかったです。（賛否は分かれそうですが）
③エロとシナリオのバランス
ロープラながらかなり頑張ってるなという印象でした。
マニアックなものはないですが、Rシーンは全体的に高水準。
個人的好みですが、重力をしっかり感じる程度のずっしりと垂れたお乳がすごく良かったです笑
絶頂時にわーきゃー言い過ぎないのも個人的に加点。
・いまいちなところ
①システム周り
会話選択がめちゃめちゃ多いにも関わらず、バックログで飛べないという不親切設計。しかも選択肢としてではなく、地の文としてねじ込まれるため、ぼーっとしているとそのまま進んでしまう事案が多発しました。
ほんとにここだけ惜しかったですね…
・まとめ
hibiki worksさんのCationシリーズが好きな方にはおすすめできそうです。
あっちに比べてリアル志向が強く、深く知って好きになっていくというような恋愛の過程が好きな方はぜひ。
個人的要望＆欲望ですが、先生などなど、年上お姉さんキャラで同シリーズを作ってほしい、、、