FDなのに小骨のような違和感を覚えていく。何だ…?言葉に表せないこの微妙な感じは… 少々本題から逸れた愚痴有り。
読んでいて何か微妙に違う…と違和感を覚えていく。いや、本当に自分でも何が違うのかよく分からず困惑していますが…
ライターも初期の頃の方達じゃないのでまぁちょっと違うよね。
あと本作で陳宮の声優さんが変更されて、話し方が非常にゆったりとした感じで今までの印象とだいぶ変わり結構違和感を覚えた。
戦国恋姫のどやどやを演じた方だけど、あちらではキャラの個性を十二分演出できていただけに、まぁやっぱり作られた土台があると印象というものが邪魔をしてしまうのだなと実感する。
正直夏侯淵のあじ秋刀魚さんが変更されたときは違和感なさすぎるのがびっくりしたが、やっぱり変更すると声優さんが悪いわけではなく違和感を感じる事はあるよね。
年数を重ねるにつれキャストやスタッフも今後入れ替わっていくのかと思うけど、声優変更はともかくストーリー自体を外史扱いとかで再構築してくれた方がライターへの違和感は少ないかもしれない
恋姫ファンなら気づいていると思うけど発売予定の英雄譚シリーズで蜀だけない。
今作の英雄譚呉のコンフィグ画面でも呉、魏はあるが蜀は消えその他扱いになっている。
つまりbasesonも革命での蜀のボロクソ批判の不人気ぶりは認知しているということなのだろう。
ただ個人的に蜀に変わって入っている董卓編は非常に期待しています。
董卓自体が蜀所属みたいなものだが、本作は所属する前に一刀が合流する形っぽいのでやっぱり蜀はリストラやんけ!
初代の土台を作ったスタッフの手前真恋姫のシナリオを変更しなかったのかもしれないが、蜀はまじで変えたほうがよかった。
話がそれましたが、英雄譚は外史として新たな設定にいじくれるわけです。
本作はEp2孫堅の過去の掘下げ、これは良かったです。
Ep3のホテル編。舞台はいかにもFDっぽいが、中途半端なシリアスな展開や強引な展開が続く。
FDでもシリアスな展開を入れるのは別に全然いいと思います。がシリアスを入れるのにも興味の持てない南の島を舞台にどうでもいい感じの話なので率直に言って微妙でした。
あと意図せずだと思いますが話を作るためにキャラ下げに繋がる流れはどうなのかと感じました。
ひどいのが周瑜が孫策達への異変にも気づけず、初っ端から簡単に敵に出し抜かれているということ。
歴代作品でも孫策のために命を投げ売つような描かれ方をしてきただけに違和感がすごい。
そしてEp1旅路編は賛否をありと感じた。呉シナリオで死んだ武将が平然と生きている世界です。
特に孫堅が死んだと思われていたが…実は生きていてしかも本当に微妙な展開で戻ってくるというのには例えファンディスクでも怒る人多そうだと思ったり。
本編の漢女編で魏シナリオで消えた一刀が戻ってきたことが嫌な人は多分拒否反応がやばいと思う。
私自身は生きてたシナリオとか戻ってきたシナリオは好きなので全然平気でした。
外史の一つという事で物語の屋台骨をいじるのは分かるのですが、ぶっちゃけFDとしては…
赤壁で雌雄を決しませんでしたの世界観の延長線上なので三国の関係は妙に希薄。なのでFDによくある色んな勢力との絡みみたいなものは最低限になってしまった。
だから呉本編のシリアスを消す方法が死んでしまったけどこのキャラ生きていました~なわけです。
いやこれFDとしては改悪設定だよな・・・
そんなちょこっと設定いじって~みたいならば、
予定している一刀が董卓の所に降りてきていたら?みたいにストーリーの屋台骨を作り変えるようなシナリオを見てみたいと感じる。
そっちのほうがライターさんも書きやすいんじゃない?
例えば孫堅や程普、黄蓋、雷火先生が若い頃に一刀が転生されてくるとか…
いっそ無印の一刀のように天の御遣いとして起ち、様々な武将で本郷軍を編成して立身出世するみたいな流れのほうが面白そうかもしれない、蜀の一刀のような主人公空気じゃなければいい。
今作のかめらでもそうだが一刀が歴史改変に超配慮しているが、ぶっちゃけ何故ここまで配慮してるのかも意味がわからない。
未来人、天の御遣いという強みを消してひたすら恋姫達を輝かせようとしてるんだろうけど逆効果だから!
この物語の主人公は一刀であるって不人気蜀シナリオで証明しただろう…!
昔アニメでも一刀を消したけど、何でここの制作陣営って主人公を透明化させていく手法を使うのか…
あと最後にシステム面で一つだけ、次の選択肢じゃないけど幕間までスキップする機能が欲しかった。
一度だけ間違えてスキップするかを「はい」にしたら非常に面倒くさい事になってしまった。