各シナリオと前作毎の主人公こと本郷一刀の違いについて
本作のリメイクとして革命シリーズが発売されました、そちらは新キャラ追加あり+画質upなどあるためそちらを買った方がよいのだろうが、基本的に大まかな内容は同じであるのでコスパを求めるなら本作を購入するのも全然ありでしょう。
さておき真・恋姫では魏・呉・蜀のシナリオがあり各勢力に転生することになる主人公本郷一刀であるが違いが結構あります。そこに前作の一刀も比較対象として触れたいと思います。
・魏軍
魏に転生、魏軍では警邏隊長。街の治安維持に務めています。
このシナリオの一刀は頼りがいがあり非常に優秀でスマートな印象をうける(FDである真・恋姫†英雄譚魏でも、魏を訪れた劉備、孫権も自国で生活をしている時の一刀と違って頼りがいがあって別人みたいだと戸惑う場面があります)
恐らくシナリオ毎の一刀の違いをキャラで代弁した制作陣の本音だと思われる。それほど違いがあります。
初陣でも呉シナリオの一刀はぶっ倒れてしまうのですが、こちら魏軍、一刀は何もできなかったよと素直に述べるも冷静で仲間達に倒れないだけ大したものだと言われる。
また曹操であるカリンも限界ギリギリの課題を一刀に出すが難なく熟すし、対応も非常にスマートである。
革命シリーズの外史、皆が幸せな世界線である締め括りも、ネタバレですがこの世界線の一刀である。
・呉軍
呉に転生、呉軍では種馬という扱い。呉軍に天の威光ありとするため御使いの血を受け継いだ子供を産ませる役割。
このシナリオの一刀は魏軍の仲間達に頼られてもそれを熟す器量を持っているのと反し、本来の学生が転生したらこんな感じだよなという感じだ。
そのためか戦だけではないが様々な盤面で短慮な部分が出ることもあり、仲間に迷惑をかけることもある。
だが一刀が一番成長する過程が見られ、仲間が亡くなっていくシビアなシナリオと相まって魏よりこちらが好きだという人も非常に多い。
・蜀軍
蜀に転生 蜀軍ではご主人様という扱い。 蜀に天の加護があるという御旗的役割
桃華の理想の賛同者なのだが現代知識も何も利用しない。仲間の意見を黙って聞いてるだけ行動も起こさない。
仲間からはご主人様と呼ばれ持て囃されるのだが理由が肩書きしか思い浮かばない空気。
呉シナリオでは己が無力だと感じ努力をする。魏では与えられた課題を熟すスマートさと誠実さを持っているが、共通していてそこの場所で生きていこうと努力をしている。
反面蜀シナリオではそれが感じられない。常に傍観者で先に何が起きるか何となく知っていても口も出さない。
そのためか断トツで蜀が不人気な理由の一つでもある。
・無印(前作)
転生直後関羽張飛と出会い。乱戦を治める御使いとして本郷軍を作り上げる。 無印では劉備がいないため劉備の役割を担う。
こちらの一刀は物語の根源転生させられた理由元凶に一番近づいた存在だ。自ら軍を統括して仲間を頼りつつも呉・魏を併呑していく。
一番実績をあげたと言われるならば無印の一刀だろう。
また戦国恋姫で触れられる一刀は恐らくこの無印ベースの時系列。
無印ベースの皆エンド後だと思われるが51人の武将+貂蝉の52人で現代世界に帰還したという形で外史の事も知っているため。
昨今の主人公が強いのなろう系小説が強い人はかなり好みの内容だと感じる。
転生した先での立場、扱われ方が違うのは当然なのだろうが、一刀に置いては性格や能力まで違います。
私個人の見解としては
・大人のような精神にスマートに物事を熟す魏
・等身大だが成長をする呉
・昨今の異世界転生のように自分が覇道を歩む無印
・無能ハーレム蜀
恐らく蜀意外は好みによって好き嫌いが上下すると思う。
蜀軍に関しては制作陣もリメイクで土台から作り直せばよかったのにと感じました。