適度な理系っぽさがいい。
椎子と透子のシナリオがいいです。
シナリオ書いた人は、数学が楽しいんだなと感じられます。
ちょっと昔の作品なので、履歴の機能がないなど、システムがイマイチでした。
好きなテキスト
〔直弥〕
「けど、この世の中の物事がちゃんと数学に沿っ
て動いているんだと実感できた時は、凄くわく
わくするよ」
〔直弥〕
「数学は暗記物。解けない問題は解答をすぐ見て
、解法パターンをすぐに覚える」
〔直弥〕
「世界を記述する数学に取り組むことによって、
オイラーは世界に触れようとしたんだろうな」
〔直弥〕
「……数学は無敵だ。俺は、そういう風に思うこ
とがある」
〔椎子〕
「あの、五感ってありますよね? そういうのと
は違うことで世の中を見ることができるって、
何だか凄いって思います」
〔椎子〕
「数学を勉強するって、第六感を手に入れるって
ことなんですね?」
〔直弥〕
「一般的な第六感じゃないけどな」
ロケット
自同律を安定化させるための物
A=Aであること
わたしがわたしであること
同一原理
証明の必要のない、自明な命題の代表例だ。
〔透子〕
「……どんなプログラムも、その性能は、それを
動作させるOSやハードウェアに依存してしまう」
〔透子〕
「……本来自由なはずの精神も……肉体の奴隷」
〔透子〕
「……そう考えると、肉体なんて要らないって思う」
〔透子〕
「……けれど、機械的なハードウェアは、無限に拡張可能」
〔透子〕
「……そんな……自由に近い世界で、わたしは生きていたい」