シナリオを舐めるな
ぶっちゃけくだらな過ぎる
ちょうど良い比較作品として「美脚性奴会長」ってのがあるのだが、向こうの方が断然良い
両作品とも、お金持ちのお嬢様を脅して調教という、ありがちな作品なわけだが、その「脅し」の内容が意味不明過ぎる
「美脚性奴会長」はこれまたありがちな「黒帳簿を見つけて、それを脅しに使う」
この作品は「使用人に簡単に犯され、その不甲斐なさを父親に知られたくなかったらと脅す」
そりゃ確かにどんな事情があれ、使用人に犯されたとなれば立場的に色々問題もあるだろうが、そこまでの強制力は無いと思うのだが
しかも、その後賭けとして「主人公が性行為でヒロインを堕とす事が出来なかったら、主人公は一切を黙秘し去る」という意味不明な約束
まぁいい
この時点で余裕でアウトなのだが、百歩譲って有りとしても、ほかのヒロインのルートに行った時に、お嬢様との問題が無かったことになっているのはどういう事だ
しかも、メイドと後輩のルートは思いっきり「屋敷で幸せに暮らしました。めでたし めでたし」的な終わり方だったのだが
いや、間違いなく叩き出されるから
お嬢様を強姦しといて、他のヒロインと結ばれて、お嬢様の下で働き続けて?
なめんな
主人公がヒロインを犯した理由の一つに「ヒロインから褒められたり、お礼を言われた事が無い」というのがあった
周りの友人たちからは、良く褒められたりしていたが、ヒロインからはそういうのが一切無く、その事に疑問を持ち始めたという内容
コレに関しては、とても良いと思う
主人公も理解していた通り「使用人が主人に見返りを求めるのは間違っている」それはもちろんだが、同時に「周りを全く見ない主人」というのは、上に立つ存在として良くない
そこから主人公の「認められたい」という欲求。そしてヒロインへの「変わって欲しい」という願い
ヒロインに心酔している主人公に、相応しい内容
なのに
それを全く!生かしていない事が全く!理解できない
シナリオ中盤で、ヒロインが周りの人たちに感謝の言葉を言えるようになったのに、主人公にだけは「ありがとう」の一言すらも言えない事にモジモジするエピソードもあるのに
その少し後のエピソードで、お茶を出した主人公に、めっさ普通に「ありがとう」と言ってしまっていた
二人とも何のリアクションも無し
なめんな
しかも調教ゲームなのに調教してる感じが全く無い
調教シチュの選択肢を4つ出されて、その4つとも選択しないと、次のストーリーに進めないのだが、その選択に何の意味があるのだろうか
変わるのはエロシーンの順番だけ、エンディングにも何の関係も無い
何の意味も無い選択肢を、選択肢と言えるのだろうか
だって選択したわけじゃなくて、クリックしただけだもの
選ぶという思考に何の意味もないんだもの
ほんともう
なめんな