想像以上に面白かった
評価が高いので気になって購入した。
序盤を軽く見て、「あー、思い出の彼女が、ヒロインのうち誰かを探す内容かぁ、はいはい」と勝手に思っていたが、
読み進めていくと全くそうではなくて、それぞれのルートで思い出の彼女と決別して、ヒロインに向き合っていく、
濃厚なストーリーだった。
ストーリーには伏線が多く詰め込まれ、読み進めていくうちに、そんな設定が……という驚きが多くあった。
評価したいのは1つ1つのルートを大事にしていると感じられたこと。起承転結の転も軽すぎず重すぎず丁度よかった。
BGMも郷愁を誘う音楽がそろっていた。本編とアフターの開始画面で流れる音楽は、土台は同じだが柔らかな
アレンジを加えたもので、本編完走後にアフターを開くと、えもいわれぬ気分になった。
残念だったのは、フルスクリーンにするとCG荒く、字が読みにくくなってしまうこと。画素が荒い。
スキップ機能が充実していないこと。おにいちゃん連打がさすがに多すぎること。このぐらいでした。