生きている限り希望はある
前作「僕と彼女と彼女の恋」から約2年半、今度のニトロはどんな作風なゲームかと思って楽しみにしていました。
情報が出て、これは村正やファントム、ヴェトゴニアっぽいかなと思い、それらの作品が非常に好きだったので、
この時点で非常に期待していました。
体験版が出て、プレイしてみて非常に面白く、唯一不安な点は体験版がピークで終わってしまうのではないかということでした。
そして満を持して発売し、プレイしてまず思ったことは 買ってよかった でした。
体験版がピークということは一切なくどのルートも終盤において非常に盛り上がります。
どのルートも非常に面白く全部のルートを楽しむことができました。
別のルートをするたびにキャラの背景とか明かされていき、ああなるほどな、と感じながらプレイしていました。
パブロフとかみつみルートではあっさり死んだのに初めはあっけないな、でもまあ実際こんなもんなのかな、とか思ってましたが、
他のルートで、なるほどだからか、としっくりきました。
主人公に関しても冷静で強い主人公は好きなので良かったです。
この作品で良く繰り返される「生きている限り希望はある」これはこの作品ではその通りでした。
選択肢で死んでしまった人は結局最後死んでしまって、でもそれがまたシナリオを盛り立てている気がします。
最後に、熱いストーリーが好きな方はぜひプレイをしてほしい作品です。
蛇足ですが、選択肢でルートが4つに分かれるんだな、と思っていてスーちゃんルートをすごい楽しみにしてたけど
主人公死んじゃってこれダメじゃねと思ってたら本当にダメでした。いやシナリオは凄い良いんだけどね!確かにスーちゃんルートでした。みつみんかわいい