まあいつものAXLだけども
途中色々やってたから多分共通パートは人にもよるが実質3~4時間。ボイスキチンと聞く人は5時間くらい?
いつものAXLと比べるとやや短めだけど、共通の途中にBADEND四つ配置されてるからだと思う。
次ルート進行確定フラグの回収等はあるが、基本的にはフォーク式でほぼ一直線。次ルート確定しなかった場合のみ、G線式のようにBADENDに分岐。
>話の構成について
まあいつものAXL。ただ、今作は過去作とのつながりが今のとこ一切なくギャグも薄め、男キャラもあんま立っていない。
その点に関しては良くも悪くも恋楯以前のAXLで、AXLらしさ全開。
ちょっとぶっとんだ世界観で、ちょっと不出来な主人公がマイナスからプラスへ移行する過程でヒロインと好感度を上げていき、細かな山谷を挟みつつ共通の最後に一番でかい山を乗り越えヒロイン全員の信頼勝ち取り、ルート分岐。
今回も例に漏れずその構成。わりと典型的なAXL作品としてまとまって、つまらなくはないが勧めるレベルかと言われると難しい。
逆に言ってしまえばかしコミュ~ドルダイ時代のような作品ではなく厨夏~キミ声時代のAXL作品を今書いたらこうなる、という感じ。
序盤はともかく全体的にテキスト自体は読みやすくなっているので、「AXLってこんな作品」と紹介するのに良いゲームかもしれない。
ただ、どうしてか過去作と比較しシステムが劣化している。
選択肢を戻ることはできるが、次の選択肢へのスキップができない。過去作よりもEND数や選択肢が多いにも関わらず面倒くさい。いつものように次選択肢へのスキップ時にあらすじを書くのはともかく、普通に次選択肢スキップさせてほしい。