鈴ルートを評価してこの点数としました。嘘とはなにか、嘘の意味とは というのがテーマだと思うのですが、鈴ルート以外にそのテーマが活かされていなかったのが残念。
鈴ルートの完成度はかなり高水準で、それまでの個別は一体なんだったんだというレベル。
背景・BGM・テキスト共にいい雰囲気を作ってくれてはいるのですが、肝心の個別ルートのシナリオが皆どこかでみたことのある展開、先が読めてしまう展開でがっかりしました。
ですが、前述の通り鈴ルートに関しては序盤は予想もつかないような密度で本作のテーマについて掘り下げてきてくれました。終わりよければすべてよしということでこの点数とさせていただきます。