このタイトルから誰があんな・・・
基本的に凌辱系のゲームは苦手なのでやらないのですが、シナリオがいいという評価を見て、体験版をやってみたのですが、気付いたら購入していました。
よく練られた先の気になるストーリーに、魅力的なキャラクター、要所のシーンの出来の良さと、非常に高いレベルに仕上がった作品だと思います。
一言で言ってしまえば主人公の成長ストーリーだし、最終章については一人の女性が予見される死までをどう生きるかという若干edenのシオンとも似たストーリーでもあり、そう珍しいものではないと思います。ただ、1章での伏線の張り方で本当に先が気になるし、2章の途中までで既に主人公・ギュスターヴ・マリーといったキャラクターの行く末を見届けたいという気になっていました。こうなると、後はストーリーに引き込まれながら一気にプレイするだけですね。もちろん、3章以降のゾワボも。
ラストについては、素直にハッピーエンドとは言い難いですが、主人公とゾワボの選択を納得して見届けられた気がして、清々しくゲームを終えられました(一応凌辱系のはずなのに、この後味の良さはおかしいと思う・・・)。
やっぱり凌辱系のシーンは苦手で、キャラへの愛着がわいてくると余計に見たくないのでほぼスキップすることになったのですが・・・このストーリーはここまで書かないと成り立たなかったのでしょう。仕方ないですね。ただ、もうちょっとグロ系とかの描写は少なくてもよかったんじゃないかと・・・