たったの7文字に優しいおねえちゃんに甘えたい男の夢を詰め込んでくれた美沙先生(CV澤田なつさん)に感謝
年上のおねえさんが好きって言ってもいろいろタイプはあると思うんです。冷たい態度のおねえさんに虐げられたいとか、ちょっと高飛車なおねえさんに弄ばれたいとか、いたずら好きなおねえさんにからかわれたいとか、優しいおねえちゃんに甘えたいとか。
どれもけっこう好きなんですけど、本作の美沙先生は非常に秀逸な優しいおねえちゃんだったと思います。特に、初体験後のピロートークの「私の可愛い宗介」の7文字!
年上の余裕でやさしく包み込んでくれるような、初めての彼氏に甘えるような、幸せを噛みしめてるような、おねえさんの優しさと可愛らしさが絶妙にブレンドされた感じのセリフでした。何度リピートして布団の上で悶えたことか!
シナリオ自体は、取り立てて新鮮さとかはないけれど、テキストの良さもあるのかそれなりに引き込まれながら読めました。理香子のルートのイケナイ感じと家族の心情描写もよかったし、ひなねえも可愛かった。ただ、理香子はせっかくちょっとだけ年上なのだから、もうちょっとおねえちゃん感が欲しかったか。もしくは、ちょっと誕生日が早いからってお姉さんぶってみるシーンとか。
ひなねえのルートで翠にあまりにもイラッとしたため、翠ルートはやってません。先にやればよかったとちょっと後悔。