このメーカーは前作も酷かった。連続でここまで酷い作品を連発したのは、自分の記憶にない。それくらいの駄シナリオでした
酷い。とにこく一言で言うと駄作でしかない。
シナリオが酷い。むしろ設定やCGは好きだったので購入したわけですが。
体験版の時点から不安を覚えていたけど、インストールしてから3時間くらい経っておおよその流れを把握したところで後悔の念におおわれる。
プレイ完了で何かが変わるかもしれないと希望を抱き、しかし希望はしっかりと絶望に変わりました。
いけません。これは2013年で買ってはいけない作品の1つだと個人的には思う。
本当に酷いです。では内容を以下に。
とは言っても、ただただシナリオが悪いだけだと思う。
根本的なことを言うと、企画と設定が合っていない。
何に合っていないかというと、主人公とヒロインの関連性に設定が合っていない。
ということは企画段階からおかしいと誰かが気づくべきで、ライターだけでなくプロデューサーもダメなんだと思います。
もっとも失敗しているのが、修羅場ををわざわざタイトルに入れた作品でありながら、その修羅場が基本的にやってこない。
例えば有名な作品で言えば、らんま1/2とか、そういう感じで修羅場を楽しめると期待してたのだが、そんなことはまったくない。
終わりの方でちょろっと4股でヒロインたちがかち合う程度。
しかし、それも罪悪感が優先し過ぎて修羅場感ゼロ。ただただ痛々しい。
そんな痛々しさを招いているのが、今作の主人公。
いわゆるラノベ的な、受け身でヘタレでバカで、設定だけ超優秀という本当にダメな主人公。
成績優秀、スポーツ万能みたいな設定だけど描写としては、ただの受け身ヘタレ野郎。
ここで不満なのが、ナンパ野郎って感じでもないのが尚更うざい。
自分は修羅場にとにかく期待したので、メーカー公式でも銘打たれているクズでも構わなかった。
むしろ率先して、あの手この手で修羅場を作り、機知に富んだ社交性で切り抜ける。
そういう主体的なクズだと思っていた。
でもこれはクズという言葉は正しくなくて、カスという言葉の方が正しい。
クズにもなれないカス主人公でした。
要するにこいつが4股になったのは、ただ流された結果なだけ。
そのうえでモノローグは自己保身ばかり。自己弁護の連続。
こんなやつに誰が惚れんだよって実感なので、そのせいでヒロインも酷く見える。
要するにルックスだけに股を開いたバカ女たちにしか見えない。
ここまでボコボコに評価したとき、普通は最後に何か持ち上げようって気になるんだけど。
今作はそういう気にもならない。
なぜなら前作の「あなたの事を好きと言わせて」という作品でも、似たような感じで駄作だったから。
とにかく主人公が酷い。そのせいでヒロインも可愛くない。
頭と股がゆるいバカ女という感じに貶めている。
このメーカーの1発目はそこそこ楽しめたのですが、もう連続でその年ワーストくらいの駄作をつかまされている。
さすがに次はもう懲りてしまった。
とくにライターはもっと色々と学んでから出直して欲しい。