リトバス+Rewrite ≫
リトバスの要素の一部であるネタ要素と死の世界の学園、Rewriteから来る異能や雑学をミックスしたような作品。ゲームを始めてみると会話の掛け合いの面白さに笑ってこの作品が一見魅力的に思えるが個別ルートは人間関係を濃密に深めていくには全く不足していて琴線に触れるには及ばない。さらに物語の根幹に関わる部分はほとんどわからず、なんだかよくわからない敵との戦いはこれからだ!というように締めくくられるので死後の世界の解釈が深まることは無い。気になるのは終始ギャグ、ホモ、変態などの要素で終わってしまったので噛みごたえのあるような世界観や物語が存在しうるのか不安であり、異能も体系のあるのものなのか謎な点である。
またCGやレコードを自力でそろえようとすると主人公のノイローゼを体験することもできるかもしれない。