さくやと孝介の掛け合いが最高でした。魔妹マジ最高!
容量が多く、読み応えがありました。
フローチャートシステムで物語の進捗状況やルート分岐を確認できるのも便利。
ただ、物語の要素と言いますか、謎と言いますか……ルートごとに散りばめられている情報に差異があります。
違うルートでも似たような話を言い回しを変えて再度読まされる点は、不親切だったかな。
僕はさくやルートの後に翔子ルートをプレイしたので、余計そう思いました。
また、サブヒロインルートに関しても、正直不要でした。
純愛要素を入れてくるよりも、削ったほうが良かったかと。さっちゃんとか先生とか南戸さんの√とか、ぶっちゃけFDじゃね、っていう。
上記3人のルートになると、あまり伝奇要素絡まないので。
メインヒロインのさくやルートはとても良かったです。
このルートをプレイした後に他のルートを思い返すと、「この妹、すんごいイイ女じゃん! これは魔妹ですわ」ってなります。
本当は誰よりも愛してるはずなのに、兄とその伴侶の幸せのために一歩引きさがる姿勢がもどかしく、愛らしかったです。
しかし、数々の伏線があっさり解決されていったのは、少し肩透かしかも。
あれだけの憎悪が、主人公の語り掛けであっさりと霧消してしまうというのは、どうなのだろうかと思わざるを得ませんでした。
山童とさくやの融合CGはエロかったです。特に脚。「さくやだったモノ」とかいう表現されると、その・・・下品なんですが・・・、ってなりますw