熱いバトルとほのぼの日常シーンが特徴のファンタジーものです。シリーズ全体を通しての評価になりますが、なかなか面白かったです。細かい感想を書きましたので、長文を見ていただけると嬉しいです。
この作品は派生作品や続編が多数あります、ちょっと面倒なのでここに自分がプレイした
作品の感想を全部書こうと思います。一個一個書くと面倒なので・・・
あと、プレイしたのがかなり前な作品もあるので、細かいところで違っているかもしれませんが
許してください。
エリュズニールの騎士シリーズでプレイした作品は、
・本作
・隷妃双奏
・黒曜鏡の魔獣
・エリュズの小粒
・霊刀キザクラ
・ヴィザルの日記
・ヴィザルの日記~補記~
・嘘つきナレットの優しい暗殺者
以上です
紅湖の皇子はまだプレイしていません。
神風剣士ロゼッタ3も体験版をやった程度ですが、こちらはエリュズニールシリーズなのか
ちょっとわかりません、すいません。一応エリュズの方にも出てくる人っぽいのがいますが
かなり少ししか登場しないので同一人物なのかよくわかりません。今度プレイして確認してみますが。
以下、発売順(多分)に感想を・・・
「エリュズニールの騎士」
シリーズ最初の作品ということで他作品と比べると登場人物が少なく、プレイ時間も短めです。
ただ、登場人物の数については別にマイナス点というわけではありません。
今作はバトルは少なめで、喫茶店でのほのぼのシーンがメインになっています。
エロシーンは陵辱系と純愛系で構成されています。陵辱系が苦手な方はスキップなりしてしまっても
あまり問題はないと思います。
日常のゆるーい感じが大変心地よく、そしてなにより熱いバトルがたまらない作品だと
思います。
気になった方は是非、体験版をプレイしてみてください。残念ながらバトルシーンは体験版では
プレイできませんが、この作品の「空気」は十分堪能できると思うので、気に入ったら本編を
ぜひプレイして見てください。
「隷妃双奏」
エリュズニールの騎士の続編です。陵辱がかなり多めとなっています。苦手な方は飛ばしても
問題ない・・・んですが、飛ばしてしまうと今回はちょっと物足りなくなってしまうかもしれません。
私は陵辱系は好きではないんですが、まああまり気にならない程度のものだと思います。たぶん。
今作で世界観が少し広がってきます。そして今回も熱いバトルが!・・・まぁぶっちゃけこのシリーズで
熱くないバトルはないんですが。前作の過去がメインの話になります。回想というかなんというか。
「黒曜鏡の魔獣」
エリュズニールの騎士と隷妃双奏、そしてこの黒曜鏡を通しての共通のメインキャラクターは
ディール君です。今作は準主役的立ち位置ですが。そしてこのあとの作品は今まで脇役だった人たちを主役に据えたスピンオフ的なものになります。
今作は前2作に比べてストーリーも長く、そしてバトルがかなり良い出来になっています。熱いです。
そして登場人物が一気に増えます。みんな個性的で素敵なキャラクターばかりですね。同時に世界観
も広がり各国の情勢などが複雑になっていき、ストーリーに深みが増してきています。
今作はシリーズを通してダントツでバトルの比重が多かったと思います。
「紅湖の王子」
未プレイです。近いうちにプレイする予定です。後述のヴィザルの日記に関連するおはなし
だそうです。なんでこの作品をプレイしてないのかよく覚えていませんが・・・
「エリュズの小粒」
CG&ショートストーリー集です。
「霊刀キザクラ」
今作は非18禁です。さらに今作からキャラクターボイスが入ります。・・・が、私は声なしで
プレイさせていただきました。ちょっと自分がイメージしていた声と違ったので。しかし
実際は声ありでプレイしておいたほうが良さそうです。声オンリーのシーンがあったかもしれ
ないので。今作はラベンダードラゴンとキザクラさんがメインキャラクターとなっています。
このコンビは後述の嘘つきナレット~の方でも活躍いたします。
しかし、また、バトルが、熱い。こればっかり書いてますが、しょうがないですね。
「ヴィザルの日記」「ヴィザルの日記~補記~」
こちらの作品はかわいいコルク先生とヴィザルのまったり日常が心地よい作品です。もちろん
バトルもあります。今回はかなり新キャラが多くなっています。ですので今までの作品の
キャラクターはあまり絡んできません(別にマイナス要素ではありませんが)。
補記の方はショートストーリーとその後のことが少し書かれています。
「嘘つきナレットの優しい暗殺者」
ラベンダードラゴン&キザクラさんコンビ再び。新キャラのナレットとスティラが主役となって
います。こちらの作品も新キャラが盛りだくさん。
ネタバレをしたくなかったので各作品の具体的な感想は書きませんでしたが、どの作品もストーリー・バトル
ともに一級品だと思います。散々バトルが熱いと書いてきましたが自分がプレイした過去の
バトルありのエロゲーと比較しますと
フェイト・エリュズ>>るいは智を呼ぶ>>塵外魔京>>>あえかなる世界の終わりに・シャマナシャマナ>>>>>>(超えられない壁)>>真剣で私に恋しなさい>>アリスマチック
という感じになります。もちろんバトルのみの比較です。
シリーズ全体の特徴として、特に音(音楽もそうですが効果音とかが特に)・独特の雰囲気、は
他のエロゲー達にはないものだと感じました。独特の雰囲気を醸し出している要因として、すべて
のキャラクターが憎めないやつだということが挙げられると思います。悪役がなかなか憎めません。
これは別に、よくある「あいつがこんな悪さをするようになってしまったのには理由があるんだ。
あいつだってじつは可哀想なやつなんだ」
とかではなく、単純に憎めない奴が多いんです。
つらつらと書きましたがとりあえず一作目のエリュズニールの騎士をプレイすればいいんじゃないかな?
・・・なげやりですいませんw