さすがの一言ですね。
Dive1,2合わせての評価になるんですが、
まず一言で表すなら、さすが。この一言に尽きると思うんですよ。
今までのBALDRシリーズの中で一番に相応しい出来ですね。
まず全体シナリオなんですが、Dive1でレイン、千夏、菜ノ葉を順に攻略していって
Dive2で残りの亜季、真、空の順に攻略って感じですが、各々のシナリオがそれぞれ
伏線になっていてそれらの原因を空編で一気に解決って感じなんですが最後までこの
結末は予想できなかった!!Dive1の時点で各シナリオからして並行世界的な話なのは
何となく予想できたんですけど、亜季編で出てきた主人公の模倣体が最後になって
出てきて大活躍とか…。だれが予想できた?まあそれを言うなら空編の始まりからして
それっぽかったんですけどね。まあ兎にも角にも最後まで飽きさせないという意味では
かなりの出来でしたね。
次にヒロインなんですけど、どのキャラも見事にかぶることなく埋もれることなくいい意味で個性が出てたんじゃないかと思います。以下個人的愚痴。みんな揃って個性があっていいんですが、個人的に言うと、ロリ属性がない僕には真みたいなキャラはボール球もいいとこレベルです。シナリオは面白かったと思うんです。思うんですけどなにぶん僕の好みに合わないんでやや飛ばし気味でクリアしてしまった…。
反対に今回好みに合ったキャラはレインですかねやっぱり。あの何があろうと主人公を追いかけ、時には守り、励ます。まさに尽くしキャラの鏡だと思うんです。見た目も一見それっぽくないとこがまたいいんですよ。ただシナリオは攻略の初っ端ということもあり他に比べると軽いというか、まあまあという感じなのがちょっと不満かも。
後ね。菜ノ葉はね、キャラとしては2番目くらいに好みでした。レインと同じく尽くし系でそれでいてセオリー通りの気弱なとこがよかったです。でもね、はっきり言おう。
あんまりじゃないですかね?いや何がとはもう言いませんけど。他のヒロインが特殊すぎるだけなのかもしれないんですけど、それにしてもひどくないですか?
とまあヒロインについてはこんなもんですかね。ん?空?空はね、出番少なすぎていまいちよくわからんかった。僕の読解力やら感受性やらが弱いのかもしれないんですけど、それでも空の出番って自身のシナリオでも中盤以降だったし、もっぱら記憶遡行でしか空本来の立ち回りとか見れなかったし。あ、たぶん学園生時代とのギャップが激しすぎて逆に印象に残らなかったのかも。とにかく本当にメインヒロイン?ってくらいの影の薄さでした。むしろ模倣体のクゥの方が全体通して出番多かったですよね?自身のシナリオでも自分の性格とか丸々コピーされたみたいなクゥが一番主人公の近くにいるとかなんなの?
その他、音楽、システムなどについては言わずもがな。快適な時を過ごせました。
さすがです。言うことありません。ここまでシナリオに合う音楽ってどうやって作るの?って感じでした。
アクション部分は、中盤以降連戦や敵の数が多かったりとだれてしまうこともあったんですが、全クリのためだとの思いでやり通せました(ちなみに難易度はハードかベリーハード。一時だれてしまったとこでハードに…)。後、ラスボスは攻略法を見出すまで無限ループに見事にはまりましたね。その時間ずばり1時間。ここほど心がおれそうになったところはなかったですね。何回パッドを投げつけようかと思ったことか…。
武器は必要回数分を攻略しただけじゃコンプできませんから何回も好みのシナリオを
エンディング別でクリアするなどこれまた面倒なことこの上ない。まあそう言いながらやりましたけどwww。
こんなもんで感想は終わりですかね。この調子で次回作も頑張ってください!!