前へ進めとずっと言われているようだった。
物語にすごく緊張感があったように思う。緊張感故にどっしり構えて読んでいた。どっしり構えて読んでいるからこそ、自分が納得できないと思うシーンが出てきてしまうと、出鼻がくじかれた、なんで?というノイズがでてきてしまう。だからこそこんなに期待していいのか?という不安もあった。しかしそんな期待を超えてきた。キャラクターに命が宿っている、生きているという感覚があった。キャラクターの行動に納得していた。声優さんの演技、シナリオ、絵、bgmなど様々なものが、この世界に説得力を持たせていた。そして満足した。
詩のキャラクターの成長、変化なども見ていて楽しかった。