早瀬ゆうらしいノリの作品になっており、絵も綺麗でエロもそこそこ気合が入っている完成度の高い作品
プレイ時間は5時間弱でした。
基本的にボイスは聴きつつゆっくりとプレイしていたので、はやい人はもう少し短い時間で終わると思います。
体験版をプレイした時点では、初っ端の飲み会で最初から迷わずコーラを頼むという我の強さや傍白の内容から
早瀬ゆうによる主人公だという事は理解したのですが、体験版の段階では自分が童貞という事や自分の恋愛観を
気にしすぎてか妙に卑屈な所があり、私としては正直主人公には不安がありました。
それでも全体的な雰囲気や掛け合いでのキャラのノリが気に入り、予約購入に至りました。
結果、発売日にやって正解でした。こいつは間違いなく早瀬ゆうによる主人公で、卑屈なのは序盤だけです。
体験版でプレイ出来る所を過ぎれば早瀬ゆうらしいヒロインを大切に想うカッコイイ主人公が見れます。
彼の過去作に比べ主人公が放つギャグは少なめに感じましたが、社会人だしあんまりはっちゃけられてもとは
思うので丁度良いバランスなのかなと思います。
女性社員とのやりとりとして
「ちょっと見てこれ!ココ!ヒゲの剃り残しある!」「キャー♪ホントだー♪めっちゃエロいマジこれ私無理ぃぃ!!」
「ねえ、ちょっと触らせて?」「私も私も!!というか無理矢理触ろう!?」
主人公「キャアアア!!エッチィィィィッ!!」
こういうあまりにも見事なシーンをさらっと突っ込める才能,センスはすごい。
千尋はフレラバの理奈を思い起こすようなヒロインでした。
千尋の場合3年間会ってなかったにしても昔からの知り合いでかつ主人公と馬の合うヒロインだし、
主人公に優しくされている,大切にされているという事をちゃんと自覚してるしで。
キャラとして特別似ているわけでは無いと思いますが、なんだか懐かしい気持ちになれました。
シナリオは、千尋の自信の無さを受け入れる事が出来れば、それなりに楽しめるんじゃないかなと。
彼女と付き合う上ではそれがメインテーマみたいな印象を受けましたので。
エピローグで結婚式というのはかなりありきたりですが、千尋にはぴったりなんじゃないかなと思います。
絵は全体的に塗り含めとても綺麗な絵に仕上がっていると思います。
Hシーンは6回あります。スミレだからかロープラでもそれなりに気合が入っているように見えます。
Hシーンにおける不満点はフェラの時もっとチンコ深く咥える絵にして欲しかったなって事くらいです。
フェラの後に体にかかった精子を拭かずに本番CGを描いてるのは個人的に評価。
体にかけたのに直後の本番CGでは体にかかった精子描かないエロゲって割と見かけるので…
フェラで口に出すかかけるかの選択肢を用意する代わりに口に出すの1回かけるの1回の2ラウンドにしてるのも
個人的には評価しています。フェラしてくれるHシーンは3つありますが、全てでそうなので素晴らしい。
よくその後本番でも出せるなとは思いますが、口に出した後もフェラが続くってなんかエロいですよね。
主人公の名前は変更可能で、デフォの名前は音声としては収録されていません。
デフォのままでも千尋は「あんた」呼びです。
体験版で確認済みでしたが、これは個人的には少々残念なポイントですね。
あんた呼びが嫌いなわけではありませんが、ずっとあんたって呼ばれるのもなあって感じで…
これがロープラでなければデフォ名とそれ以外の呼び方で分けて収録してくれたんでしょうね。
なお、主人公の事を「旦那様」と呼んでくれるHシーンが1つだけあります。