絵と音楽と声優は素晴らしい。ただ…
ただ、何も残らなかった…
まず第一に、ヒロインをどう思えるかが重要かなと。
性格的な面で魅力的だと感じたのは雪緒のみ。
真帆は絵が可愛いだけだと思う。それ以外の魅せ方で特に魅力は無かったように感じた。
透子、しのぶ、明日菜はうざいと感じてしまった。それ以外に何も言うことが無い。
ここで各ヒロインに魅力なりなんなりを感じて、同情したりする人が泣きゲーだと感じるのだろう。
主人公は、こんな奴今の世の中めったにいないだろうが、まあでもどこかにいるだろうなと思えるくらいにはいそう。
第二に、そんな主人公を客観視してシーン毎にどう思えるかが重要。
こいつ頭おかしいんじゃね?とか、こいつらこんな会話しかできないのか?とかをいろいろ思い、
そのうえでセックスについて、恋愛について、死について、考えられるならたぶん良ゲーに感じるんだと思う。
自分はプレイしながらいろいろ心の中でつっこんではいたものの、それ止まり。
自分が何も残らないと感じたのはこれが一番の理由。
ここでいろいろ考える人が鬱ゲーなり、心にジーンと来るゲーなり、なんとなく面白かったなり、そんなこと言うんだろう。
絵と音楽と声優は個人的には素晴らしいと思う。
ただ、上で2つ挙げたとおり。
つまらないとは言わないけど、合う合わないというのはこういうのを言うんだろうか。
エロは良かった。絵はヒロインの体をエロく描けているし、声優も良い。