4つのエピソードが収録されているD.C.IIのFD。いずれも短いが完成度は高い。
「紫陽花」「雪月花」「まひるに降る雨」「機械の心」の4エピソードが収録されています。
「紫陽花」「雪月花」はD.C.IIの過去話となっています。
「紫陽花」では義之が朝倉家に住むようになった時から、音姉と由夢の母である由姫が死ぬまでを。
「雪月花」では雪月花の出会い、3バカの出会い、彼らが仲良くなったキッカケを。
どちらもD.C.IIの過去話として完成度が高く、「紫陽花」はD.C.シリーズを楽しむ上で抑えておきたいエピソードでもあります。
「雪月花」は締め方が悪巧みの失敗となっており、そこがキッカケとして面白いと思えるかどうかは人によるのかなと。
「まひるに降る雨」はD.C.II P.C.のまひるルートの過去話兼やや後日談。
D.C.II F.L.のまひるあふた~に繋がる内容となっています。まひる好きはD.C.II F.L.の前にプレイ推奨です。
ミキが真哉さんに対し発破をかけるシーンやまひるの最期は露骨すぎるにしても泣ける。
「機械の心」は義之がμを拾う話で、D.C.II本編とは特に繋がりの無いアナザーエピソードです。締め方が美しい。
18禁要素に関しては
「紫陽花」で付属3年時の音姉のシャワーシーン、風見学園入学前の由夢の裸、由姫さんとお風呂
「雪月花」では小恋とのHシーンが1回 (雪月花は小恋と結ばれた後の回想であり、回想に入る前にHがある)
「まひるに降る雨」ではまひるとミキの入浴シーン
「機械の心」ではμさんとのHシーンが1回
といった申し訳程度の内容になっています。