オーソドックスではあるが演出には光るものが。ただ主人公のヘタれさがなぁ。
主人公は典型的なヘタれキャラなんですけど、主人公の伏線が半ば死文化されてるため
流されるままの本当にどうしようもないヘタれにしかみえなかったのが少々残念。
ヒロイン達もガヤでは積極的でも、本筋では一歩引いたところがあるので
サブキャラの方がむしろ目立っているといった感じ。
あと、本編には直接関係しないものの、花火、バス、噴水などの背景演出はちょっとした驚きでした。
演出には色々みるものはあったものの、「どこかでみたような」といった感が拭えなかったのが
正直なところですが、登場キャラ達の心理描写とかに不足があったわけではないし
恋桜の伏線の絡め方をもう一歩踏み込んでみたらもっと色々みれたかなと感じた作品でもありました。