至上主義から原理主義への原点回帰の試みはひとまず成功と言ってよさそうです。不快な要素を排除、でもブランドらしさは失わないようにという配慮と努力のおかげで安心して妹たち+αの愛を堪能できる作品に仕上がっています。ただ4姉妹と暮らすハーレム的状況はもっと活かしたほうが絶対によかった。
満足です。
軽い受けシュチュ特化ブランド脳内彼女のフルプライス第6作目。
今回の作品は、タイトルはもちろん、キャラクターのデザイン、名前、構成などなど
様々な部分で、同ブランド処女作の『絶対☆妹至上主義』(以下、前作と略)を非常に
強く意識させる内容。
完全新作ではあるのですが、前作を知っていると大幅リメイク作品を
プレーしているような感覚になるかもしれません。
もちろんまったく未プレーで問題なしですけど。
■構成・展開
エンディング数10[バッド/ハッピー×ヒロイン4人、ゆかな、ハーレム]
ただし、ゆかなとハーレムはおまけの小話なので期待できません。
選択肢は個別に入る前の好感度調整用2択(複数)と個別終盤のエンディング分岐選択の2種類。
脳内彼女の「いつものやつ」とも言えますね。
(一応)一般人の主人公がヒロイン(多くは妹)からの軽い責めを無抵抗で受ける事を
如何に正当化するかというのは脳内彼女のほとんど毎回の課題のようなものですが、
今回は「性的トラウマの植え付け」がそれに当たります。
具体的には、冒頭で瑞の手であまりにイカされまくった所為で妹の体に欲情してしまう
スイッチが入ってしまうといったもの。
勿論、現実的な話ではないので有り無しは人によるのでしょうが、個人的には
口では否定しつつもチ○ポはギンギンという心と体の不一致をある程度説明
できていたのではないかなと。
でも一層のこと怪しい実験薬や催眠術みたいな要素盛り込んでしまっても
良いとは思うのですけどね。
主人公の人格はヘタれ成分少なめ(※同ブランド比較)で、基本的に妹想いな
良いお兄様なのではないかと。
ちょっと頭が固すぎてデリカシーに欠ける部分があるものの、そうした場面では
すぐに他の妹たちからのフォローをいれて問題を早期解決しているあたり、制作者は
不愉快させないようにという部分にはかなり気を使ったのだろうなと思います。
展開において特徴的なのは、割と早い段階で妹たちと心を通わせる点。
少なくとも、綺・瑞・奏の3人は兄への素直な気持ちを前半で直接伝えて
半恋人関係のような状態になっています。
それじゃ話終了じゃないかと思いきや、あと一歩のすれ違いみたいなもの
を引っ張ってラストにつなげてゆく感じ。
エロシーンのM度は薄れた感がありますが、イチャイチャ感は大幅アップ!
多分脳内彼女シリーズの中でも一番なのじゃないかと。
■エロ
回想枠、個人的な印象では43
瑞10(1)/綺10(2)/奏9(1)/茜音10(3)/ゆかな2/ハーレム&複数3
( )内はバッドエンドルートのシーン数。
責め方の特徴・Mの度合いは、
[瑞]…チ○ポ翻弄してトラウマ植え付け
※ただし始めだけで後はほとんどエロくさそっているだけ
M度は相当低い
[綺]…強制的に綺のカラダに反応してしまう体へと調教してしまう
前半はラブラブだが後半ヤンデレ気味になると
望まないのに体は・・・的なシュチュになりM度アップ
[奏]…嘘演技で可愛く言い寄って兄の本音を暴露させた挙句素に戻って嘲笑する
※ただし、始めだけですぐに素直になってしまうので、M度は相当低め
[茜音]…罵倒・ペニバン責め・露出調教な一人だけけた違いにM度高め
という感じ。
全体的にMレベルは低下していますが、その分を補って余りあるほど、
エロ可愛く誘惑してくる描写が魅力的(特に、瑞、奏、綺の前半)
瑞の素直クールっぷりも素敵でしたが、個人的には、兄をバカにしていたくせに
チ○ポみて、ついついウットリして甘えてしまう奏は素敵すぎでした。
淫語は、
変態、マゾ、豚、口マ○コ、妹マ○コ、マゾチ○ポ、マゾペット、マゾ豚
チンポミ○ク、嫁マ○コ、童貞チ○ポ、チ○ポ絞り専用、勃起チ○ポ、孕みマ○コ、
精液トイレ、子供チ○ポ、お口ト○レ、こくまろミルク・・・
擬音は、
くちゅくちゅ、コキコキ、カチカチ、ぬぷぬぷ、、ずぶずぶ、びゅーびゅー、どぴゅどぴゅ
ぷにぷに、とろとろ
とかですかね。
他にもあると思います。
概ねいつもの通りの語彙でしょう。
はっきり罵倒だと言えるようなものは茜音のみ。
あとはイヤラシイお誘い系の台詞で、そういう言葉に反応してしまうと、
「フフフ妹で興奮するなんてダメな兄さんね」と言う感じでネチネチ言葉責め
されるみたいな展開が多め。
言葉だけ見ると痴女みたいな印象かもですが、兄は(一応)体を重ねることを
嫌がっているのでそのあたりの温度差に受けとかMっぽさが表れているイメージですかね。
このような側面は他作品でも見られますが本作は特にこうした印象が強い。
↑+ヒロインの個性に根ざした言葉責めでプレーで差別化しているので
プレー自体は、[手コキ、フェラ、パイずり(胸があれば)、普通の挿入]などなど普通。
茜音だけはペニバンで掘られる、アナルバイブで羞恥プレーなど比較的ハードなプレー有り。
個人的には妹たちのフェラが若干カモノハシ気味になっているのが最高。
妹よ、いつのまにこんなテクを覚えたのだい・・・
あとはM系作品では主人公は包茎であるべきだと思いますね。
皮剥き、チンカス処理、臭い、罵倒などなど活躍範囲は広い。
衣装は、[普段着/下着/メイドコスプレ(各ヒロイン別デザイン)/全裸]が多め
これまた茜音だけボンテージ有り。
絵はどうしちゃったのというほど良くなりましたね。
初期のころとはまるで別人のよう。
今までのも味があって好きですが、今回のはおっぱいな子はもちろん、
ロリーな体型の中に柔らかさを表現できていて素晴らしかったです。
でも乳首の色は薄すぎ。
尺に関して挿入だけでなくフェラ手コキまで1プレーで何度も
射精させておりまるで問題なし。
詳しい内容は下記に記載。
お好みでどうぞ。
エロシーンは総じて丁寧な作りで実用性は十分。
M度が低いのも好みの範疇で脳内彼女らしさはそんなに
損なわれていないのではないかなと思います。
■その他色々
・MOTTOゆかなWO!
・ハーレムシュチュの有効活用
本作は4人姉妹たちがバタバタと騒いでいるシーンも凄く魅力的だったので、
冒頭のハーレム状態から個別に入ると1人の妹一筋になってしまうのが凄く勿体ない感じでした。
ヒロインごとの攻略ではなくて、基本ハーレムにして罵倒ルート、フェラルート、
甘甘ラブラブ責めなどシュチュごとにルートを特化させるなどしたほうが、
ヒロインの魅力とエロを引き立てることができるのでないか。
シナリオどうすんだって話ですけどね。
・4コマはみんなネタ同じ?
・zaruudonさんの感想がすごく参考になると思います
■まとめ
勢いこそ前作におとるものの、日常、主人公など前作で問題とされた
部分をそぎ落とし、かつ実用性も落とさなかったという点が評価できる作品でした。
『嘘デレ』のような目新しさがないのが少々残念ですが、
それを求めるのはコンセプト的に厳しいでしょうか。
なににせよ自分のお気に入りのブランドが安定して作品を
出してくれるのは嬉しいことですね。
嗜好が合えばどうぞ。
■エロシーン詳細
場所/衣装/シュチュ
【瑞】
・寝室/下着(黒)/添い寝のふりして手コキ、イカされまくる
・公衆トイレ/靴&パンツ/オナニー見せ合い、途中からパンツ脱いでチンポに捲いてくれる
股全開なのと黒パンツがエロい
・道場/道着/濃厚キス→フェラ
・自室/普段着/罵倒足踏み&足コキ
主人公じらされまくって「イカせて」宣言までさせられてます
2回戦からは履いていたパンツ捲いて足コキしてくれます
・瑞の部屋/メイドコスプレ/立ったままクンニ→騎乗位(処女喪失)
着替える手伝いをしてそのまま
・風呂/全裸/マンコスポンジで腕のお掃除→バック
・公園の茂み/普段着(スポーツ時)/立ちバック
稽古中気分が盛り上がってしまいそのままエッチしてしまうのがなんかエロい
・閉店後のメイド喫茶/メイドコスプレ/パイずり→バックでお仕置き
・[Bad]瑞部屋?/普段着/クンニ→正常位
結局勝てないのでせめてセックスでイカせようとする主人公、しかし
少し本気をだされてあっさり逆転わずかな心の拠り所もあっさり壊される
・[Happy]恋人→お嫁さんへ
瑞部屋/着物の下に着る白いやつ(名前知らない…)
フェラ→横ハメ
【綺】
・居間/裸エプロン/オナニー見せつけ→フェラ
ツボ押しの所為で力がはいらない状態で弄られる
・自室/普段着?/夜バイされてパイずりフェラ
・ラブホテル/全裸/オナホコキ
生だとすぐにイってしまうので仕方なく兄を訓練する
オナホは綺の膣を再現しているらしい
超イカサレまくって理性崩壊気味
・(綺パンツコキオナニーの)妄想の中/紐下着みたいな格好/ストリッパー綺
すっごくエッチに誘われて、バックで挿入
夢の中なので主人公もタガが外れていて面白いです
・自室/普段着/
くぱあっとオネダリされて理性決壊、正常位(処女喪失)
以降正式に認められる
・居間/メイドコスプレ/フェラ→マン繰り返しでずぽっり→騎乗位
オナニーしようとしても興奮できない体に・・・
嫌なのに体が勝手に反応してしまう、理性消え気味
・電車/普段着/ゆかなとお出かけ中に・・・
病み病み綺がストーカー、ゆかなの側でこっそりチンポ手コキ
・[Bad]風呂場/全裸/全身お掃除プレー、騎乗位(みたいな体位)
・[Bad]綺の部屋?/全裸/騎乗位
妹の綺→幼馴染のゆかなになり変わる、ではホンモノのゆかなはというと・・・
・[Happy]素直な気持ちで結ばれて
綺の部屋/全裸/クンニ→正常位
おめでたいシーンではあるのですが、個性が失われてエロくない・・・
【奏】
※☆:すっごい素直な妹演技、本音をポロリさせたとたん「プププマジでいっちゃったよ」
・☆道場/道着/投げ飛ばした際に胸露出、そのまま手コキ
・☆風呂場/体操着(ノーブラ)/シャワーに濡れてスケスケで可愛くお誘い、手コキ&乳首コキ
・☆縁側/普段着/フェラ
・居間/普段着/アイスフェラ→生チンポ→正常位(処女喪失)
言葉責めしつつ、途中から逆に夢中になってしまうことろがイイ
上目遣い+ささやかなカモノハシ口がエロい!
・メイド喫茶/メイドコス/こっそり足コキ
・メイド喫茶/メイドコス/レジ下でこっそりフェラ→バックセックス
・奏の部屋/メイドコス/無防備なふりを装い誘惑、バックでエッチ
・[Bad]自室?/全裸/騎乗位
あまりバッドな雰囲気はしないです
・[Happy]成長した妹
南の島/水着/背面座位
胸が大きくなっている!!
【茜音】
※★:おしとやか茜音演技で本音を語らせたあと、一瞬で性格スイッチ
「はあ?何言っているのこの豚!!」
・☆風呂場/全裸/太ももコキ
・茜音部屋/下着(黒)/足コキ
・☆茜音部屋/普段着withoutパンツ
膝まづかせてクンニ→手コキ・髪コキ・フェラ
プレー後奴隷決定
・道場/メイドコスプレ/チン繰り返しされて手コキアナル舐め
・映画館/SMボンテージwithディルドー(以下ボンテージに略)
立ちバックで尻に突っ込まれる
このシーンの誘惑は秀逸でした
・[Bad]ゲイ御用達の公園/主人公が全裸腕拘束
尻にアナルボールさされてそのまま長時間放置
→心が壊れたあたりで茜音登場、アナルボール踏み抜いて心壊す
途中なんども男どもに掘られそうになるが必死でケツ穴締め付ける無様な姿
主人公の心が壊れてゆく心理描写などが秀逸
・[Bad]自室/ボンテージ
綺が添い寝中に目の前でディルドーにご奉仕させる
途中綺起きて兄の痴態に失望滅茶苦茶罵倒されて兄ハアハア
完全に奴隷化
・[Bad)]茜音部屋/ボンテージwithディルドー/正常位で掘られる
・[Happy]ラブホテル/全裸/騎乗位(処女喪失)
・[Happy]自室/パジャマ/しっとりキス→バック(横ハメ)でエッチ
パジャマがめちゃんこ可愛い
【ゆかな】
・ゆかな宅/普段着/パイずりフェラ
・ラブホテル/全裸/キス→正常位(処女喪失)
【ハーレム】
・自室/全裸/4人から愛撫フェラされる
プレー前にオナニー現場を押さえられて4人から罵倒されるという素敵展開
・居間/パンツ&腰エプロン/瑞&綺のM字開脚、精液便所オナニーぶっ掛け
・居間/全裸腰エプロン/5人全員バックで面倒みる
以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
お疲れ様でした。