西川真音さんの素晴らしいテキスト、しろさんの心がなごむイラスト、故岡崎律子さんが紡ぐ安らぎの音楽が合わさってできた至高のゲーム
コンシューマーも合わせ私の人生の中で二本の指に入るゲーム。
音楽パートは音ゲーやってる人には楽勝すぎるかもしれないが、全くやったことがない人なら楽しめる難易度。
いざというときはオートプレイを使ってスキップも可能なので、なかなかユーザーフレンドリーである。
このゲームは全てを語ってはいない、だが語られていないからこそ良いこともある。
他人の心は絶対に知りえることはないのだ。このゲームは徹底的に現実性を突き詰めているが故に、全てが語られてはいけないのだと思う。
ヒロインの心の内情が語られるのはトルタだけ。それはある意味当然で、トルタはクリスよりもこの物語の主人公であるのだから。
だからこそこのゲームの真実は一つではない。クリスとトルタ以外のキャラクターが考えていることは、私たちにはこれからずっと理解することができないのだ。
だけど私は信じている。
クリスとアルは心の底から通じ合い、愛し合っていると。
以上、アル至上主義な人間の感想でした。