令和にも受け継がれて欲しかった日常系・学園系のお手本。有能で姫らしい姫自体が珍しいけど、それをセンター&話の核&トゥルーに配置してるとなるとかなり稀。キャラ個性にヒステリーや過剰演出を組み込まず丁寧に作っている、そういった物に慣れてると地味で平坦シナリオに感じるかもしれないが。
(シリーズ全部の評価として。)
かなり特殊な世界設定なのだが落ち着いた日常に見事に組み込まれている。
あの時代だからこそ作られたというべきなんだろうなぁ・・・。
ボリュームが大きすぎる。そこだけは賛否ありそうだけど文字数が雰囲気に直結するので個人的には評価する
フィーナの人気が高いのは納得できるんだが、エロゲとしては翠や菜月こそが最も一般的で日常的ヒロインなのだからもっと評価されてよかったと思う
他のキャラはどれも特殊すぎる、姉と妹、月の姫とメイドと司祭と色々詰め込みすぎたロリとSF世界の住民
そういうのもあって人気2位の麻衣ルートはそれほど好みではなかった、どうしても飽きが。
翠は某七海と並んであのベクトルのキャラでは特に好き
MCではフィーナを最後にする必要あったんだろうか。
その翠の正面絵がメッセージ欄の絵と髪の色が違いすぎて誰こいつ?状態なのも気になるが
それ以上のでかい減点要素は、オートモードの進行が文字数依存のせいか短い一文は一瞬で進んで長い一文はゆっくり進む・・・というクソ仕様だけはいただけなかった。
あと大した音楽も流れないのに飛ばせないエンディングも本当に鬱陶しい。
オープニングとかエンディングとかの動画は見たい時に見れるようにおまけに入れておいてくれればいいのにエロゲ業界はなぜかそれをしない。
シリーズ通してエロが弱すぎたのだけは残念、逆移植はそもそもエロ無いけど。
もうちょいエロがエロで3Pとかもあったらなと。
まぁさすがにあの時代じゃ無理か・・・。
今思うとあの時代の泣きゲーとかキャラゲーとかはエロくもないエロイベントをなぜ入れてたんだろうなぁ