人と人との繋がりって素晴らしいなって思えた作品。こういう作品がもっと世に増えると良いですね。
シナリオはとにかく面白かった。涙無しにはプレイ出来ない。相当泣きました。
ちょっとしたファンタジー的な要素も入っているが、科学的に説明されるので思わず納得してしまう。Aルートを手に汗握りながらプレイして、Bルートの序盤であまりの雰囲気の違いにちょっとダレた時もあったがその後どんどん面白くなっていき、読めば読むほど夢中になれる。
Aルートから入ると、リアリティのある現代が舞台ですと言っておきながら、実はという形で当たり前のようにファンタジー要素が介入するのでそういうのがダメっていう人にはちょっとお勧めできないかもしれないです。かくゆう私もそういうタイプなのですが、この作品に限ってはあそこまで懇切丁寧に科学的根拠を示したくれたおかげで例外的に受け入れることが出来きました。
唯一の欠点はシステムかな。
フルコンプするためには何周もする必要があるのに、基本的な処理速度が遅いのは致命的。
スキップも遅い、シーンスキップもボタン押してから少しタイムラグが発生する、RAMシステムはエピソードごとにスキップが止まってしまう、またエピソードが終わるごとにイチイチ「保存中」と出るのが鬱陶しい。SSSシステムが作業――などなど。システムの不満をあげ出すとキリがない。
とはいえ、フルコンプに拘らない人には気にならない欠点かもしれませんが。