開発完了!
12月18日はいろいろゲームがあって迷った。
結局、「いちゃぷり」と「夢喰い」の2本に絞り、最終選考は店頭で行った。
夢喰いのパッケージの、
「こんなに開発されたら―、あたし、バグっちゃうっ―!」
に心惹かれて、夢喰いを購入してしまったw
この台詞を考えた人は偉い。
というか、表紙の「開発順調」の「開発」はこっちの意味だとここでようやく気づいたw
さて、つるみく第三弾は、エロゲメーカーを舞台とした作品。
つるみく作品は今のところ全て、主人公が社会人。
前作の大阪CRISISは局長というトップのポジションだったが、今回は部長。
前作は偉すぎてむしろニートレベルの閑職で、アパート住まいだったが、本作の主人公は
高級マンションに住み、高い車を乗り回し、ヤリ手の営業マンという男のリアルな夢が凝縮した感じ。
凌辱系は主人公のバリエーションが多いなーといつも思う。
そして、その主人公が今回とある小さいエロゲー会社の営業をするわけだが、
その物語が結構面白い。
なんといっても、プロが自分の世界のことを書いているわけだから説得力が有る。
特に、目標ラインが3500本という数字が実にリアルで、ファミ通などで景気の良い数字を
見ている自分は小さいエロゲー会社って、そんなものなんだと思った。
あと新品は発売から数日だけ売れて、それ以降は伸び悩むという話も「ですよね~」という感じ。
新作以外は殆ど中古で買ってるので申し訳ない限りである。
というわけで、所々つるみくさんの主張と思われるものも聞きつつ楽しめた。
しかしまあ、調教パートに入ってからは、「リアル体験版」とかいって客に犯させたり、
サイン会といいつつ奉仕させたり、全く現実味が無くなるのだがw
作品の構成は大阪CRISISと全く同じ。
固定ルートで、一人ずつ調教パートに入れつつ、キャラを堕としていく。
この構成だと、あまり好みでないキャラも堕とさなければいけないわけだけど、
どれもいいキャラなんで、特に不満は無し。
満潮は手を出すか出さないか選べたりしたけど、大阪CRISIS以降はこのシステムなんで、
このブランドの最近の方針なのだろうか。
絵的にはいつも通り。
ただちょっと全体的に暗くなった?
この人の描くキャラは、特に今回、ハズレ無しに思った。
あと、差分の多さは相変わらず。
ざっと、数えると3000枚以上はあった。
あるシーンでは100枚を悠に超えていて、絵師の方は本当ご苦労様と思う。
エロについて。
上記の通り、話などは結構面白い所があったが、エロ的にはちょっと微妙だったかなと思う。
別に悪くはないが、印象的なHシーンが少ない。
前作のそれどんな発想やねん的な、突飛なシーンが少なかったと思う。
全体的に、(このブランドにしては)平凡な感じだった。
あと、一番思うのが絡みが少なかったこと。
前作はとりあえずシーン数が多く、○+○等、キャラの組み合わせシーンも売りだったと思うが、
今回の絡みイベントは3つくらい。
個別シーンにおまけとして入ることもあるが、あれはカウントしていない。
例えば、姉妹+編集者とか、妹+声優とかそういうシーンが欲しかった。
あと、乳首ピアスとか強制的にすることになるが、あれは需要があってのことなのだろうか。
個人的にはあまり好きでは無いのだけれど…。
カットインと陰毛については、オフでやっていたので特にコメント無し。
あの断面図は「いちゃぷり」の体験版でも見たけど、あれもどういう層に需要があるのだろう。。
システムについては、ワープ機能が役に立った。
エンディングが多いため、何周かする事になるのだけれど、Hシーンの手前まで飛ばしてくれる
この機能があればかなり早い。
同じような機能で、ジャンプがあるのだけれど、これは選択肢の手前まで飛ばすので注意が必要。
というのも、この機能で飛ばしちゃった場合、回想シーンが手に入らない。
あと、ゲームの中のゲーム『巫女ッchu』が案外面白かったのは収穫だった。
また、OHPにも流れる夢喰いのテーマ『theme of yumekui』は結構好き。
◆まとめ
まあ、概ね期待通りでそれ以上でも以下でも無い。
次回作はこれまでとは少し違った雰囲気のゲームをやってみたい。
若干、このシナリオ構成にも飽きが出てきた気がする。
しかし監禁して凌辱して仕事をさせるとか、まさに鬼畜の鑑ですな。