突っ込んだら負けな舞台設定と特殊能力を持った主人公達のドタバタコメディ。日々の出来事の数々における笑いがメイン。萌えゲーのような甘い会話や恋愛描写を期待すると肩透かし。共通ルートからHシーン以外の入浴CG、裸CG等サービスシーンは多い。物語は各ヒロイン共終盤に一気に動きルートによっては特殊能力にも意味が持たされ短いながらも興味深い。
基本的にはドタバタコメディとラッキースケベ等を楽しむ作品かと思います。
物語的にも興味深い点は多いものの突っ込んだら負けな出来事の数々なのである程度人を選びます。
体験版の冒頭で既にかなりぶっとんでいますので事前に体験版を確認されることをお勧めいたします。
私的には主人公の特殊能力が日常の出来事の数々に笑いを運び良いアクセントになっているかと思います。
また物語的には各ヒロインにおけるジャスナスでの戦闘の展開がそれぞれ異なり面白く楽しく読むことが出来ました。
また各ヒロインの能力に関してあるルートでは触れられていない内容でも
別のルートで明らかになっていたりしますので各ヒロインたちの物語を読み進めていく面白みはあります。
難点は終盤のジャスナス戦闘以外は断片的な日々日常の出来事の数々となっており
物語の本筋とは縁が薄いためコメディとしては濃いもののストーリーとしては短くなっている点です。
各種情報
攻略ヒロイン5人、全ヒロイン攻略済。
各攻略ヒロインシナリオのみでTrueシナリオ等は無い。
当方攻略順序
真奈→響→霧江→果林→みかる
※
1.みかるルートは他ヒロインルートと比べ、ヒロイン間対立等が生じ若干重い。
2.霧江ルートが精神的には最も現実的思考寄りに思える。
3.真奈、響ルートはヒロインがよく言えば純真、悪く言えば思考が少々子供じみている。
4.果林ルートは能力設定が物語展開にうまく生かされている。
お勧め攻略順序は特になし。
個人的には霧江ルートがお気に入り。
「隠し味を隠し切れない女なの」やジャスナス当日の紫苑先生との会話の駆け引き等は好みです。
紫苑先生に関しては霧江→果林の順番でプレーすると先生の実力の秘密が順序立てて明らかになります。
トータルプレー時間：約20時間
条件：体験版範囲、他ヒロイン攻略時既読部分は全スキップ。Hシーンは7割ほどスキップ
Hシーン
真奈：3+1＝4回
霧江：3+1＝4回
みかる：3+1＝4回
果林：2+1＝3回
響：2+1＝3回
閑話休題
発売日プレー開始＆一気にフルコンプは真剣恋S以来、
かなり癖のある作品ですが「笑い」を重要視する自分としてはこれを選んで悔い無し、
私的には恋愛0に近い満足度でした。
追伸
果林ルートは物語的には最短なれど笑いがツボった。
伝説の剣の小話の辺りでは思わず一人夜中に笑い出し危ない人にジョブチェンジ^^;
追記
「笑えるテキスト」ゲーとしては俺ツレの方が好みかな？という事で点数若干修正