究極の読後感
世莉架の存在に決着がつくトゥルーエンドの切なさと美しさは他のどのノベルゲームでも経験できない水準。ラストのすれ違いシーンからのsilentwindbellは一生忘れないだろう。乃々ルートでの乃々の歪んだ人間的な憧れには誰しも共感できるはずだし、来栖乃々というキャラクターを嫌いになるプレイヤーはいないと感じた。拓留、世莉架、乃々のような特別すぎる奇妙な関係をしっかり感情移入できる形で描き切ったという点で間違いなく傑作。