幕引きとして良かった
幸を除くヒロイン達のアフターシナリオはあるもののオマケであり、この幸グランドルートが一番のメイン。
本編の問題を本編とは違った解法で進めていき、矛盾が少なく且つ他ルートを否定しない解決方法で綺麗にお話が進むので良かった。
陸と幸の家族周りだけでなく各ヒロイン達のその後の進路、ルーンの発生、ユグドラシルといった事についても補完されていて、本編では道半ばであった白と青、妖精と人の共存というものに対して明確な答えを出してくれています。
雪々ルートは『星空のメモリア』の夢の二番煎じといった印象が拭えなかったので、『アストラエアの白き永遠』という妖精と人が繋がるための物語、その統括はこちらの幸ルートの方がしっくり来ました。
そして細かいところですが、実の姉である幸と結ばれるに辺り、陸が思い悩む描写があったのも良かったですね(りんねルートではそれらの葛藤がみられなかったので…)
不満点を挙げるならアフターシナリオ含めもう少しボシュームが欲しかったのと、声優さんが変更になったことで雪々のボイスに少し違和感を感じちゃったこと(幸は違和感無し)