予想以上に楽しめた。
最初はあまり世界感にハマれず流し読みしていたのだが、桔梗編が終局に近付くにつれて物語の真相が明らかになっていくと同時にどんどんのめり込んで読み進めてしまった。
なんというか……『ク・リトル・リトル』を昨年プレイしたばかりだったので、姉妹の正体に驚きはしましたが、なんとかトラウマにならずに受け入れられました。
あれですね、ほんとにパッケージの『ご注意』の通りの内容でしたね。
衝撃は受けましたが「あ、今回はこうきたかCRAFTWORK……」と思ったといいますか。
淡墨が挿入出来ないと言った辺りも「……んっ？」と思いましたがエクストラシナリオで見事に明かされましたし。
あまり読後に「つまり結局どういう事だったんだこの話は……？」と首を傾げることも無く、しっかりと最後まで楽しめました。
ただ正直桔梗ちゃんのセックスシーンが一回くらいは見てみたかったな……
そして桔梗編の終局で盛り上げに盛り上がってからの深紅編だったので、深紅編はもう、面白い面白い。謎がどんどん明かされていくのでクリックする手が止まらないこと止まらないこと。もうめちゃめちゃ面白かったです。
体験版で桔梗可愛いな～と思ってプレイを始めたのに、気付いたらプレイ後にはすっかり深紅にドハマリしてました。
桔梗ルートの謎がどんどん明かされていくのと、あの時深紅が何を考えていたのかが全て明かされていくのでもう、とにかくめちゃめちゃ面白い。
桔梗編はHシーンに挿入が無いので、代わりに挿入有のHは深紅編でいくつも見れますし。最後の方なんてなかなか下品な喘ぎ声で良かったです。鼻水垂らしてる表情のカットイン有難う有難う。ただ表情のカットインだらけで何処がどうなってるのかわかりずらくて実際抜きに使えると思ったのはイラマチオのシーンぐらいだったかな……（正直CG観賞モードでようやく「あっこういう体位で手はここにきてこうなってたのか！」と思ったので……）
それか、おじさに陵辱される深紅のシーンとかもしっかり描いてくれてたらもっと使えたかもしれない……もしくは陵辱される母親のシーンとか書いてくれてれば……。Hシーン少ない……。
桔梗ルートが終盤純愛っぽくてほっこりしたので深紅は一体どうなるのかと心配しましたが、深紅も（純愛ではないけど）なかなかほっこりさせられるシーンが多くて良かったです。どんどん明るくなっていく深紅が可愛かった。料理のくだりが特に良かったです。
深紅編終局終盤の、画面に文字がびっしり出てくる辺りはさよ教を彷彿とさせて非常にテンションが上がりました。やはりさよ教が好きなので。
姉妹の謎は全て明かされたけど、結局淡墨と月白の正体はなんだったんだというのもエクストラシナリオで全て明らかになりますしね。
エクストラシナリオのエンディング曲（M）で思わず笑ってしまったのは自分だけでは無いと願いたい。あれは笑わせにきたんですよ、ね……？
総プレイ時間は６時間半でした。
桔梗編で３時間、深紅編とエクストラシナリオで３時間半って感じです。サクッと楽しめました。
グロやホラーが非常に苦手なのでビクビクしながらプレイをしましたが、内臓が出てくるようなトラウマ級のグロは無かったです。
まぁショッキングなシーンは一部ありますが、公式サイトの桔梗死亡シーンのCGさえも見ていられない程でなければ耐えられるレベルかな、と。