めちゃくちゃ称賛することも否定することも出来ないけどとても後を引く作品。
話の構成や音楽は素晴らしいし、後半からの展開に心打たれるシーンもあった。
ただ、先にすば日々をやっているか本作をやっているかで結構評価が変わってくる気がする。
私はすかぢ氏の素晴らしき日々を先にプレイし、同じような作品なのかと思ってプレイしたのだが最初に出てきた感想が思ったより普通の作品だな、というところだった。わたしが最初にこのゲームをプレイしていればもう少し違った感想だったかもしれない。プレイするタイミングがけっこう重要な作品だと思う。
評価がとても難しい作品だけれど、草薙直哉という主人公に出会えてよかったなと思う。
この作品の幸福論やテーマについてはわたしには難しく半分も理解できているかわからないけど主人公にこんなに感情が動かされるとは思わなかった。サクラノ刻で直哉や稟はどんな芸術家になるのだろうか、とても楽しみ。