伝奇エロとしての正統進化
前作では足りなかった伝奇アクション面を補完しつつ、エロにおいても手を抜かない姿勢には頭が下がります。ちゃんとアサギが強いところを見せているのは安心感がある。エロ面においては例によっての快楽調教になるわけだけど、調教によってアサギの精神力が少しずつ削られていく描写が大変にエロかったように思います。まあ、自分がそういう精神的に屈服していく系の話が好きだという理由もあるけれど。完全版として追加された敗北後のシーンなどは、まさに自分の性癖をくすぐるもので、あー、こういうのが見たかったんだよなー、うん。などと一人うなずいていました。単に快楽落ちではない、精神的な滑落を描いたと言う意味で、あれだけで完全版をやった甲斐があると言うものです。