乃来亜の顔芸ゲー。ギャグが肌に合えば強烈な破壊力。合わなければ並以下のシナリオのダメゲー。
メインヒロインかと思いきや妹の引き立て役にされてしまった可哀想な咲耶。暴力的で典型的なツンデレヒロインだけど主人公を一途に思い続けるいい娘なんですけどね。ライターのさじ加減で、なんとも言えない嫌なポジションにおさめられてしまったヒロインでした。
真のヒロイン実咲はおいしい役をもらったものの、唐突に入れ替えトリックみたいな過去の思い出の話になり、それがあんまり必然性もなく、いまいちなシナリオ。でも、この双子ルートはどっちも共通のギャグのノリが続いていて、シナリオの微妙さも笑いでカバーできました。
他のルートはギャグもさらに冴えず、シナリオもさらにアレ。というか、上記の双子に比べて書くことなかったの?って感じで、部活や生徒会など他の要素を入れるものの、とにかく筆が冴えず。話は盛り上がらない、設定を活かせないの二重苦。さらに乃来亜、華ルートにおいては、主人公の性格に障害が生じ、意味の分からないキレかたをする、不愉快な人物に。乃来亜、華のキャラクターはとても良かったのでいろいろ悔やまれます。
おっぱいの大きいヒロインが多かったのですが、立ち絵がなんか最初奇乳にみえるくらい気持ち悪かったです。制服なのに、ラバースーツでもきてるみたいに、ぴっちりしてて、とても普通の布地の服をきてるようにはみえませんでした。それから個人的に立ち絵の絵柄が古いように感じました。
PSP版にはムロと夕空が追加されてるそうなので手にとってみたいけど、なにより希桜を攻略したかったです……。