自分たちの当たり前の考えと少し違ったお話
死というものに、今までやった作品の中で1番しっくりきた作品。
死が近ければ少しはドラマチックになるのか?いや、時間は誰しも平等に流れそこに特別なものはない。
淡々と近づいてくる死に諦観に近い感情をもった2人はどう死に向かい合っていくのか。
僕自身は死が近づいてきた事はないし、今の日本の死について深く考えない日常側の人間で死が目の前にある非日常の人間ではなく、死について語るなんておこがましいことこの上ないが、この作品は僕の中に何かを刻み込んだ作品である。