これだからエロゲはやめられない。久しぶりの大当たり
【シナリオ/テキスト】 20/20
前作以上にパワーアップしたコメディ要素の強いテキスト。
シナリオも大ボリュームで、平行世界ルートも熱い展開があり、非常に良かった。
前作で不満だったヒロインとのイチャイチャも補完されており、大満足。
特に、ただヒロインと2人でひたすらセックスするのではなく、
SS、NLNSのキャラも絡めての展開がニヤニヤ、爆笑を抑えられず、本当に良かった。
【キャラデザ/CG】20/20
スス子、シューベルト、花丸凛に立ち絵が追加。
なぜスス子は攻略対象キャラにならなかったのか。非常に魅力的なキャラだった。
前作、今作プレイ後のお気に入りキャラは以下の通り
桐香>奈々瀬>文乃>美岬=郁子>ヒナミ>アサちゃん=スス子>礼先輩
【音楽/OP/ED/BGM】20/20
今作のOPも熱く、EDも非常に良曲だった。
【システム/環境/演出】20/20
前作同様特段不満点はない。
※オールクリア(CG・回想回収100%)達成で素点20点。ギブアップは素点0点。
共通ルート(Paccoman)感想
オナニーで平行世界という意味不明展開からのSS副会長という立場の淳之介が面白かった。
NLNSメンバーとの対立、和解、秋野との最終決戦など怒涛の熱い展開が続き、非常に満足のいく出来だった。
前作よりもマイノリティというものに切り込んでいった印象がある。
個別ルート感想
・桐香
前作と比べて最もイメージの変わったキャラ。
前作はミステリアスな完璧生徒会長というイメージだったが、、、
前作からは想像のつかない残念ヒロイン。ゲロイン。
結ばれた後のイチャイチャデート展開やNLNSのメンバーとの絡みなど非常に見所が多く、
満足のいくルートであった。
数年後のエピローグの桐香と淳之介の娘もキャラが非常に良く家族の何気ない日常のショートシナオリオ
などを見たいと思わせられた。SSヒロインの中では一番良かった。
たまに出る京都弁?が非常に可愛かった。正直淳之介同様キュン死しそうだった
・礼
前作ヒナミルートで少し語られていた礼先輩の心情や過去を深堀した内容。
ロリ礼先輩のエロシーンは正直結構きつかった。
A世界に帰還後もすぐに付き合う展開ではなかったのが意外だった。
ヒナミルート同様今回もヒナミとパイプ椅子のアシストがあり、前作同様の感動シーン風味に仕上げられていた。
付き合った後は、基本的にイチャラブ展開で特筆するものはない。
正直SSヒロインの中では一番微妙なルートだった。
・郁子
郁子の家族に対する考え方とその壮絶な過去が明らかになるルート。
付き合った後に仁浦知事と遭遇し、郁子のことを自慢し、知事に「俺はあれに負けたのか、、、:
という台詞は何故か結構つぼった。
前作の美岬ルートの様に後半はバカゲー展開が発生したのが面白かった。
射精管理により淫石が青蘭島に落ちてきそうになるが、
各男性陣が射精によ淫石を破壊していくところは爆笑モノだった。
しかも、秋野、手嶋、淳之介の射精がBGMを伴ってかなり熱い展開風味に仕上がっていたのは、
思わず入り込んでしまうほどだった。
エピローグは桐香同様数年後となり、結婚、妊娠したところで終了した。
桐香もそうだが、数年後のエピローグは個人的に大好物なので非常に満足度の高いルートではあった。
・アサちゃん
正直近親相姦があmり好きではないので、個人的には蛇足シナリオであった。
家族でのセックスはオナニーと一緒だからノーカン、ノーカン言っている辺りは、
あまり笑えなかった。
唯一笑えたのは美岬がVRオナニー用のモデルとして登場していたところは個人的にツボった。
・奈々瀬アフター
一言言えば、筋肉祭りとだメンズ製造機のお話。
前作では、終盤までバトル展開があり、各ヒロインと付き合うことになっても、
ほとんどいちゃいちゃすることなく、エピローグを迎えていたため、
アフターでのいちゃいちゃがSSヒロインのルート並に充実していたのは良かった。
ただSSヒロインのルートとは世界線が違い、条例がなくなり、SSも解体されているため、
結構違和感があったが、それでもSSヒロインとの絡みもあり、多少事件は起きるが、
本編ほどシリアスにならず非常に良かった。
最後に文乃の救済も描いてくれたのは大変はなまる。
・ヒナミアフター
基本的に礼先輩含め、特に事件もなくまったりイチャイチャのシナリオ。
本編と同じように礼先輩との3Pがまたあったことには驚いた。
結婚式エピローグという展開も大満足。
・美岬アフター
前作同様相変わらずつっぱしていたルートだった。
美岬以外じゃ抜けない!!
なら、美岬しかいないエロゲを作ればいいじゃない!!
まさに前作同様爆笑の嵐だった。
まさか文乃のあの台詞があんな悪変されるなんて、、、
エピローグもドタバタした日常を印象付ける形で終わり、
終始ハイテンションなのが「らしくて」良かった。
・文乃アフター(グランドフィナーレ)
Paccomanの出来事の地続きのため、SSヒロインルートの時の様な人間関係が形成されており、
秋野ちゃんも登場し、ワイワイ感もあり、かなり楽しめた。
文乃の忠犬っぷり際立っており、淳之介の隣に相応しいのはやはり文乃なのだなと思わされた。
そして、黄金の秋はぬきたしのグランドフィナーレを飾るのに相応しいエピローグであった。
NLNSのメンバーは学園卒業後もみんな一緒で、SSメンバーとも付き合いがあり、
あの日々の続きがずっと続いていくんだなと凄く何とも言えない気持ちになった。
文乃と淳之介の娘文佳も音声だけだが登場したが、桐香の娘のようにCGが欲しかったていうのが唯一の不満点、
しかし、前作での写真撮影のくだりがCGとして最後に使われるとは思っていなかったので、良い意味で意表をつかれた。
そして、エピローグ、ED終了後のタイトル画面のCGが前作同様変更されるのですが、それがエピローグでの数年後の写真
というのがかんりぐっと来る演出だった。本当にこういう演出は大好きなので、プレイ終了後もしばらくタイトル画面が動けず、
余韻に浸っていた。
最高のグランドフィナーレだった。