おばけルートのラストがずるい。
自分はASa Projectが好きで、八日なのかさんが単独でシナリオをつとめた「恋愛、借りちゃいました。」をプレイし、なのかさんに対する評価が上がるくらい、ゲームを楽しむことが出来ました。なので、なのかさんが企画しているゲームブランドあったな…と思い、今回恋春アドレセンスをプレイしようと思った所存です。
やはり、単独でシナリオをつとめたこいかりと似ている部分はとても多いです。モテるけど口が悪い主人公、頭のねじが緩んだヒロイン、そして強烈な妹キャラ…。特にこいかりのこなつと恋春の千冬はダブって見える部分もあるほどです。シスコンですぐおまたゆるこになってべちゃべちゃになってしまうところなんて、あぁ、こなつじゃん…って思いながらテント張ってました。
あまりシリアス展開もなく、ギャグと勢いで押し通せたのは良かったと思います。まぁ、その分尖っているので、合う・合わないははっきり出てしまうのは仕方がないことなのかなと。アサプロ・SMEEの作品を日頃プレイされている方・体験版プレイして合うと感じた方は勿論問題ないと思います。
共通ルートの最後、個別ルートの最後・正月のくだりは一部使いまわしがあり、5ルート+1ミニルートの割にコンパクトに感じてたのはこのせいかもしれません。気になる方は気になるポイントかと。
それでも、ギャグと勢いだけのゲームかと思いきや、おばけの柊ルートのラストはずるい。しんみりしちゃいました。でも嫌いではないです。切ないね。
もうこのゲーム自体5年以上前で、エクレールはこの作品以降何も出していませんが、解散したわけではないらしいので、気長に次回作を待とうと思います。