とりあえず花恋ルートを攻略した感想です。
ネタばれ含みますので、嫌な人は見ないでください。
プレイ時間ですが、共通７時間、個別６時間くらい。
話の流れですが、プロローグから共通までが、花恋との再会やヒロイン達や友人達の
人物紹介や場面設定を含めた説明、それと学園での生活についてが共通の流れ。
初回プレイについては花恋ルートが強制のため、花恋ルートの前半が、花恋と主人公の思い出のすれ違いと恋人関係になる部分と、珠洲子先生に弟子入りするまで。
後半が呪いの話と対策、守り神との闘いといった形。
シナリオについては特に尖った部分もなく、シリアスになる部分もあまりないので読みやすいと思います。普通の学園ものにファンタジー色をプラスした感じです。
ただし、共通、個別含めてですが、人によっては退屈に感じるかもしれません。個人的には花恋シナリオに関して面白さはそれほど感じませんでした。つまらない訳ではないですが・・・。
戦闘シーンもありますが、基本をすぐに終わります。
肝心の恋愛部分に関しては正直微妙でした。
まず、主人公があまりにも恋愛に関して淡泊すぎて、告白に対しても、関係を友人達にばらす事に対しても、初デートに対しても全て人任せだったのが残念でした。
また、ようやく自分に素直になってイチャラブしだしたのが、話の終わりに近づいた部分だったのもマイナス点でした。
花恋に関しては別のレビュワーの方も記載していましたが、特徴らしい特徴がなく、花恋が主人公のみに向ける可愛さというものが感じられなかったのが残念でした。確かに花恋自体は可愛いのですが、そういった要素があるかないかでは大分花恋に対しての印象が変わっていたと思います。
イチャラブに関してはHシーン＝イチャラブといった形で、日常でのイチャラブもあるにはありますが、何かしらの問題が発生してぶつ切りにされるのであまり、イチャラブした感じを味わう事ができませんでした。
Hシーンは４回。本編３回、アフター１回です。尺は普通です。
一応花恋ルートは攻略した段階ではシナリオ面では70点くらい、恋愛面では50点くらいといった評価です。
楓子ルート
プレイ時間ですが、6時間弱くらい。
前半は呪いに対して珠洲子先生達と協力して対策にあたる話と、楓子の家庭問題の発生と
主人公と付き合うまで。
後半は楓子の成長の話と呪いに対して楓子が示した解決法で呪いを沈めていく話。
話の内容としては、色々と設定を詰め込み過ぎている感じがしましたが、
花恋ルートよりは面白いです。まさかタマちゃんに会えるとは。
恋愛についてはオーソドックスな流れで、
今まで気になっていた異性と一緒に行動していくうちに、
本当に好きになっていく流れです。
花恋ルートよりは付き合う前と付き合った後のギャップがあり、
付き合った後は主人公に従順な感じになり、反応も可愛くなります。
イチャラブに対しては付き合った後の前半部分と最後の方に集中しています。
後半部分は色々な設定に足を引っ張られる形になるためイチャラブが全くなくなります。
例えばモブキャラである一子の話で1日使ってしまったり、祭りの時も
呪いの対策時間に使ってしまうので、この部分は本当にもったいないと
思いました。
対策をしながらイチャラブの話も出来たと思うのですが。
なのでイチャラブに関しては花恋よりはマシでしたが、それでも物足りなかったです。
もっと素直になった楓子が見たかった。
Hシーン数は花恋と同じです。ただ自分の気のせいかも知れませんが、
花恋よりも尺が長かった印象です。
シナリオについては75点。恋愛については65点くらいです。