誰も溺れないように
「自分にしかない信条や価値観を有する少数派はどう生きればいいのか」という問いに対して個々の価値観の対立を描きながら1つの答えを示している。 前に進むことが大切だという作品は他にもあるが、実際にどう生きればいいのかという踏み込んだ内容を描いているのは貴重。 キャッチコピーの「誰も溺れないように」を体現しきった名作。