×悪徳商法かよ。いっぺん死んで来い。
【感想】
エルフは1回死んだほうがいいんじゃないか?、法的な意味で。
媚肉アニメ集+ミニドラマで構成されるファンディスクみたいな感じ。ネイキッドとやらに期待すると大ダメージを受ける。
まぁ期待してなかったけど、酷いっちゃ酷い話です。ほとんど同じなのでやってらんない。
とりあえず律子の溜息・由紀の香りだけやってプレイ中断。もうほとんど配点してもよさそうな見通しですけど、
何か新しいHシーン等の要素があればいけないので、とりあえず配点は保留。
(3月31日:追記)配点32点・・・番外編のみ評価。ネイキッドは採点不能とした。
何なんでしょう。ただパッケージ版にして出す事に良心の呵責があるから没ゲームを付けて出すってのはある意味良心的に思えそうです。
しかし一方で、DL版(1500円程度)に没つけて4800円で売るために「ネイキッド」と銘打ったとも捉えられかねない状況ですよね。
『これが生まれたての媚肉の香りです』。トップページのバナーが白々しい事この上ない。つか、この程度の内容なら最初から本編に入れとけよ。
●(絵・背景・キャラクターデザイン)
素晴らしい。クセのある画風ではあるが、前作で抵抗を感じなかった人ならば今作でも及第点は軽く超えるだろう。
新規CGや新しい立ち絵などは良い。しかし、アニメが劣化しまくってる。何だこりゃ・・グリグリ動いてた媚肉と違って、
何だかカクカクしてるし、構図もありきたりだし・・。期待ハズレ。背景は良い。TOP絵が刷新されてるのも好感触ですね。
テレカ用CGか何かだったと思うけどこれは素直に嬉しいです。できれば、一枚絵として用意されてたらもっと良かった。
●(シナリオ・テキスト)
・~由紀の香り~・
本編での2人で旅行へと行くBADエンドの後を描いたショートストーリー。
別名、「たくや愛の説教部屋」。『今日の説教部屋行きは~・・・由紀!・・ホンマお前は~』とは言いませんが、概ね内容としてはそんな感じ。
実は、主人公たくやは既に由紀の正体を知っているんですね。旅行前に手紙が届き、それにより隠されていた事実を知っている。由紀も、薄々それに気づいている。
だからこそ、この旅行でハッキリと自分の口から打ち明けて許してもらおうと覚悟を決めている。意識してるから変なテンションでいつも以上に突っ走る由紀。
たくやは、結局のところ由紀に真実を語らせようとしなかった。それが、たくやというキャラクターの優しさであり、長所であることは本編で分かっている。
それでは自分を許すことができない由紀は、自らを卑下し、たくやに自分を苛めてもらおうとする。自らの罪への罰とばかりに、アナルを差出して犯してくれと懇願する。
・・・・・・ふーん・・・。
・・・・で?・・・っていう。
まぁこうするのが一番穏便に済ますシナリオなんでしょうけどね。ここで別れたら香織の思う壺だってのも分かりますよ。
でもねぇ・・・これ由紀の自己満足に付き合ってるだけでしょ。何度も「私の事好き?」と尋ねるのも、
正体がバレてるのを薄々気づいているからこその自信の無さの裏返し。もともと、この由紀というキャラが好きでない私としては、うっざいの何の。
仮に、由紀が主人公の制止を振り切って、『これだけは私の口から言わないといけないの、私は・・』と自分の声で罪を明らかにし清算したのであれば、
もう少しマシなシナリオ評価になったんですけどね。たくやはどうあっても許すでしょう。もともと許してたんだから。
由紀というキャラは最後まで煮え切らない、本当につまらないキャラだった。ただ、それゆえにたくやと馬が合っていたと言えるのかもしれません。
・~律子の溜息~・
律子の話は良かったです。たくやのキャラと、律子ママの母親っぷりが見事にマッチしていました。ぶっきらぼうな態度と裏腹に、たくやの事を親身になって
考えてくれる律子の内面がテキストによく表れていました。やはり、沙耶の母親なんだなと、たくやを世話する律子の姿を見て思わされましたね。
しかしまさか子供として同居するとは思いませんでした。結婚してますので法的に養子縁組したわけじゃなさそうですが、なかなかできることではないですよ。
律子の中途半端は許さないという台詞はある種の凄みを感じます。この展開は、まぁまぁ面白かった。
さておき、たくやのペニスはどんだけ凄いんですか。鬼作さんの肉棒とイイ勝負なんじゃないの。律子はたくやの肉棒中毒になったんでしょうか。
「母親代わりになったら二度とこんな事しない」とか言ってたのに結婚してるし。でもまぁ、よいキャラクターでした。台詞もキャラが立ってて良かったです。
●(声優・BGM・歌)
BGMは使い回し。歌無し。声優さんの演技は上手い。
特に律子役の声優さんは、自然な演技でイク時とか色っぽかったですね。
いい仕事してたと思います。
●(ゲーム性・やり込み度)
無し。
●(H・エロシーンの魅力)
アニメが酷い出来です。良くない。むしろ重くなってテキストが進み辛くなるので悪いと言える。
ただ、テキストはライターの節が出てて良かったと思う。このライターさんって、短い文章で淡々と読ませますね。
これは面白い手法なんですけど、エロゲーなんでクリック回数が増えるんですよ・・・。ちと面倒かな。
それ以外は文句無いです。エロシーンは、媚肉の補完と思えば少なくても仕方ないかと思います。