○勇者VS魔王のガチンコSEXバトル。
良作。ただ、プレイヤーが自由にHできるのが売りのはずなのに、女性キャラまで自由なもんだから
自由と自由が衝突して不自由になり、結果として抜きゲーなのに抜けないという本末転倒な事態に陥ってる。
3Dエロゲーって難しいねぇ・・・
イリュにしては、久しぶりの良作を出してきましたね。悪くはないです。作品全体の雰囲気は好感が持てる。
さておき、何で技登録があって、H体位の登録ができないの?。モーション自動作成よりも固定ポーズ登録のほうが簡単じゃないの?。
ポージングバトル・技作成をボツにしろって話ですよ。ポーズバトルよりも、勇者・セフィ達とのHバトルのほうが面白い。
3Dエロゲだからこそ出来た、先に絶頂を迎えたほうが負けという「イクかイカされるか」のセックスバトル。これは、一度はプレイしてみてもいいかもしれない。
ただ、抜けるのか?と問われれば・・・微妙。エロいんだけど、エロに集中できないプレイ環境なので、そこを自分でどう工夫するかでしょうね。
操作が上達すれば、けっこうな抜きゲーとして機能するかもしれない。
《修正パッチ追加》
主な修正内容:色替えパターン各キャラに一種類ずつ 主導権換えの補正 カットインのオンオフ アイテム追加 etc
【感想】
●(絵・背景・キャラクターデザイン)
キャラクターデザインは・・・これ、どう評価しようか迷ったんですけど、ねぇ・・。ご承知のとおり、パクリです。
これは頂けないんですけど、3Dキャラのモデリングはけっこうツボにはまって好感触だったので、これはこれでいいかな、と。
エロゲなので、エロければいいかなという感じです。セフィ・ミマスがいいですね。ただ、姫様やエニスはちょっと目が怖い・・・
背景はキレイですね~・・これはいいです。ただ、背景を使ってHができるとか、そういうのは無いです。見えない壁があって、そこから先には行けません。
ここは残念なところです。デジタル勇者では出来るのに。あと、イリュにしては珍しく、EDでもけっこうCG使ったりして力が入ってますね。
ここらへんはいいです。セフィのED後のCGは、夜にプレイしてて良かったと思いましたよ。良い演出ですね。
●(シナリオ・テキスト)
テキストはありませんが、コミカルなデフォルメキャラによる漫画と、声優によるセリフで聞きながらストーリーを把握します。少しビックリしましたね~・・・
ミマスとかミマスとか、あとミマスとか。魔王に一目惚れしていきなり求婚ですよ。もう少し奥手な感じかなと思ってたので、驚きました。でも、このキャラは良い。
勇者達は、封印の手段としてHするわけで当然みんな積極的です。魔王をイカそうと全力で攻めてきます。この明るいノリは何ですかね、けっこう面白いと感じました。
魔王とセフィ、勇者とのセリフの掛け合いが、ほのぼのとしてて可愛くて良いです。ラスボスみたいなのも一応いますけど・・・・まぁどうでもいいや。
どうせ追加ディスクとか出すんでしょ?。あの中身の女の子を追加+肌色・服装追加とか。
●(声優・BGM・歌)
声優の演技いいですね。ただ、イキまくりのセリフはなぁ・・・好みの問題でしょうけど・・BGMとか結構いいなと思ったんですけど、
まさかこれもパクリとかいう話じゃないですよね?ED曲とかも普通に良かった。
●(ゲーム性・やり込み度)
ポージングバトル・技作成をボツにしろって話ですよ。ほんとにもう・・作業です。
Hバトルは、そこそこのゲーム性はあるかなと。そりゃ、勇者をイカそうと思ったら、コツをつかめば数秒でイカすことはできます。
ただ、自分の思うようにHしようとなると、話は別です。勇者とのH主導権争いが重要になってくるし、操作テクニックの上達も不可欠でしょう。
魔法による手足の拘束、心の声を読む、気合で快感をこらえる、あるいは勇者の快感を引き出す・・等等
あまり使わない特殊操作もありますけど、飽きさせないよう工夫してるのは好感が持てます。何気に、心の声を読む=一時停止という設定なんですよね。
これは結構使えます。自分の思うようなHができるのが本作の一番の売りだけどそこに至るまで、果たしてプレイヤーが我慢強くやりこむかどうかがポイントでしょう。
また、どんな体位でも可能というわけではないです。女性キャラを横に倒したりすることは、どうやら不可能みたいです。
●(H・エロシーンの魅力)
で、ぶっちゃけ抜けるのか?エロいのか?という話なんですが、・・・エロいです。端から見るぶんには、相当エロいので、そこは安心していいと思う。
ただ、じゃあ、本編で抜けるのかと言われれば・・う~ん・・・微妙。最初は操作が難しいし、体位変更をするに際して、やっぱり不自然な体の向きになったりして
違和感があるんですよね。それに加えて、勇者たちが自由すぎ!。スキあらば主導権を奪いにくるので、せっかくベストな体位を作ったものの、すぐに切り替えられて
苦労が無駄になったりする。プレイヤーが自由にHできるのが売りのはずなのに、女性キャラまで自由なもんだから自由と自由が衝突して不自由になり、結果として
抜きゲーなのに抜けないという本末転倒な事態に陥ってると思う。ただし、フリーHでは、女性キャラが自由に攻めてくるのを止める、あるいは頻度を少なくする設定が
出来るようです。Hレベルを調整すれば、勇者の主導権を抑えることができるので、ここは安心していいのではないでしょうか。
まぁ、レイプレイで例えて言えば、キャラが自由になって殴ったり蹴ったりしてきたら、抜くどころじゃないでしょう。じっとしてろ!という話になるでしょう。
今作は、勇者達がそれほど自由に主導権を切り替えることができる珍しい作品です。非常に面白い。ただ、本編はエロいんだけどエロに集中することができないプレイ環境。
これが一番の弱点かなと思います。フリーHでは、Hレベルを調整すれば、いくらか緩和されるようです。
《一部訂正 10月5日》
勇者の主導権争いがウザイと先述しましたけど、フリーHで、Hレベルを調整すれば勇者の積極性が調整できそうです。
これで勇者がウザイ!というのは、フリーHに関しては当てはまらないようです。やりこめば、けっこう思い通りになるもんですね。
Hがゲームとして面白くてポーズバトルが面白くないって、どういうことなの!。うれしい誤算といったところです。追加パッチが楽しみです。
以下、気になるポイントをピックアップ
①2回イカすと、アへ状態になり3回目で絶頂
②後背位は、プレイヤーが操作して形を作らなければならない。
体位のポーズ登録無し!!。なんでやねん!技登録ができて、これができないとは・・
③フェラで顔射/ぶっかけの選択不可。中だし/外だし選択不可・・・だと思う。
④IK機能で不自然に腕や足を曲げても、一応ちゃんと別のポーズにキャラ自身が戻す
⑤床に普通にめり込む。
⑥無茶な体勢にしても、ある程度は自動補正して床に着地してくれる。
⑦セフィはフリーHでも、最強のHレベルを下げることができない!?
補足:(デジタル勇者)
表情の変化は固定。スライド式で自由に決められるのは、目と口の見開きのみ。
あと、素材が少なすぎる。アイテムも少ないし、ネタも少ない。
スライム・・あれは無いわ~と思ったら、意外な使い道が・・!。
場所は触手、地下牢がある。
ただ、本編と違ってキャラを制限なく移動できるので、背景に応じたシチュエーションで
色々と遊ぶことはできそう。
追記:(アンリミテッドボツ)
4種類の複数プレイがシチュエーションごとに楽しめる。意外にボリュームがあって
びっくり。これは特典ごと買って正解だった。最大6人プレイまで完備されているが
使ってるPCのスペックが低いのか、若干背景が崩れたり、キャラのテクスチャーが
一部剥がれたりした。それ以外は大満足。こりゃエロい。
一つのシチュエーションに、2~3のセックスがあるので実質は8~10程度の
複数プレイが楽しめる仕様になっている。どのシチュエーションも良かった。
あと、何気に漫画が面白い。全画面表示なのも良いですね。