物語から躍動感へ
minori作品の醍醐味は、オートモードにして映画のように鑑賞することだと思う。
今回もそうして、1つの作品を味わったわけだが。
良く出来ていた。
賑やかな学園生活を描くだけになるのかと思っていたら、なんのその。
賑やかではあるが、そこには幸せを求める強い気持ちも隠されていた。
魔女は、幸せな記憶を貰う代わりに、皆に幸せになってもらいたいと思っているのだろうか。
すーぱーぴーす、ぱらだいす。
今作は桜とほたるとの話だけだったので、夕月や六花、そして世界の有り様についての謎は残されたまま。
#02以降で、また語られていくのだろう。
僕に出来ることは、minoriスタッフが次回作を早く完成させてくれることを願うだけである。
ほたる様にもっと罵ってもらいたい。
・・・ところで、「2」ではなく「02」としているのは、2桁の本数を想定しているからだろうか。
深い意味はないのかもしれないが、末永く続いて欲しいとも思ってしまう。
そんな魅力に溢れた作品だったと、個人的には感じた。