過度に期待しすぎた
面白かった。るーすぼーい氏の代表作『車輪の国~』を踏まえての期待に製作側が十分に応えた内容だったと思う。
しかし、個人的には同作をプレイしているせいもあり、どうしても斜に構えた姿勢で本作をプレイしてしまった。「るーすぼーいがライターだからミスリードを誘うはず…。展開は当然、二転三転するはず…。」などという視点だったため、オチに対して素直に驚けなかった。特に魔王の正体などはそのまま主人公のわけないだろ、と。
難癖は付けたが、それでも良作以上の出来なのは手放しで認められる作品。『車輪~』と併せ、素直にプレイして損は無い作品と思える。