声優陣が豪華すぎPart2
前作の二番煎じor今回こそキャラゲーかと思ったが良い意味で期待を裏切られた。攻略キャラが多すぎた点を当初は懸念したが、開始直後に三国の選択肢あり不安視したグダグダ感には襲われなかった。その分、個別キャラでの専用EDはなかったが。
シナリオは√によってまちまち、個人的には魏>呉>蜀。多分に史実を無視しているが、もはや三国志の面々が女性に脳内変換される自分に比べればマシだろう。ただ、せっかく史実を無視するのであれば呉√で周瑜を死なさなくても…孫策の死は物語上の必要死だがいずれにせよ鬱√だった。まぁ、EDには救われたから良かったのだが。
また、シナリオ単独とは関係しないが蜀√以外での劉備の空気の読まなさは異常に思えた。個人的に呉→魏→蜀(→漢)と攻略したが、魏・呉での劉備が酷すぎて桃香攻略に弊害が生じてしまった。
前作に引き続き、三国志崇拝主義者以外にはお勧めの一本と思える。愛紗あるいは朱里など抱き合わせシナリオになっている点を不満に感じる人もいるとは思うが、全体的な完成度は高いので許せるはずである。