やられた
タイトルから内容が掴みにくくてなんかやたら評価いいゲームだなと思ってたけどスルーしてた作品
ただの学園モノでとりあえず主人公が女装するもんだとは把握してたけどもう...やられました...
最初の回想がいつまで続くんだと退屈だったけども、ジャンが遊星に遺書をかいてやったと渡した時にはもうアレだよね、めちゃ高まったよね
しかもいざ進めてみるとファッションやら服飾の話...いつもアマゾンで服やら靴を買う自分にはよくわからない舞台だったけど、それはまあ取るに足らないことで
なんて言えばいいか、その「月に寄りそう乙女の作法」が作り出す桜小路家の雰囲気、世界はどこを切り抜いても美しくて、プレイした方は勿論そう言うだろうけど、やっぱりルナ様と朝日との関係が素晴らしく尊くて...
これを書いてる時点ではまだルナ様√しか終わらせてないので全部の魅力を知ったわけではないけど、
その1√を終わらせた時点でもうすごく形容し難い余韻に浸ることができるんです
いつも他のゲームなら1√終わらせたらすぐ次に行くんですけど、今は無理です、少し休憩させてください
ルナ様は本当に主人として振る舞うに足る人物で、最初こそ慣れずに戸惑っていた朝日が段々と彼女を理解し、
またルナ様も朝日のことを理解して...そこの一連の流れといいますか、描写がとても丁寧なんですよね
だからこそどこを切り抜いても美しい、と思えたんです
衣遠兄が朝日を男だとわからせるシーンでもルナ様は多少戸惑いはしたものの、受け入れて...もうバカ泣いてしまいましたよ...マブラヴ以来ですよ
その後の項垂れた朝日がどうしてもルナ様、衣遠の目を見る事をしなかった理由でまた感動してしまった...
あそこでのシーンでどうしようもなくルナ様と朝日との主従関係が強く表されてて、いや勿論それまでもそうなんですけど、もうとにかく震えた、美しすぎます
ほんとにこの作品は美しい。まあファッションがテーマなだけに意識してるんだとも思ったりもしますが
ルナ様√が一番面白いって意見がどうやら多いので、もしかしたら僕は攻略順を間違えてしまったのかもしれないですけど、まあとりあえずこの作品が気に入ってしまったようなので続けていきたいと思います