良い絵柄、エロいアニメーション。難度はそれほどでもない
絵も絵柄も素晴らしく、色気のある短いアニメーションがとてもエロい。
シチュエーションは概ね嫌がる女キャラを主人公が攻める内に満更でもなくさせるという自分好みの展開で、とても使える。
女キャラが皆とても可愛く、定番から超個性的なものまでバラエティに富み魅力的。声優もうまい。出てくる全員がアニメーションで脱衣し、Hできる。
一度見たアニメーション、Hシーンはエクストラからいつでも見ることができて、オカズ性能はかなり高い。
シナリオはあってないようなものというか、あるのだろうが特に説明をせずに流した感じ。キャラクター紹介にそれぞれ書いてある設定も特に作中では活きない。よく言えば割り切った、悪く言えば雑な語りの話。
難度について言及されているが、ハッキリ言えば大したことはない。
どのくらいかといえば、決して麻雀が得意とはいえない自分が、このゲーム特有のルールをなんとなく把握してなんとなく打つだけで、起動した翌日にはストーリーを三周してアニメーションもCGも全て埋めてしまえるくらいである。
「難しい」という評判でプレイに二の足を踏んでいた自分にはまったく拍子抜けで、「発生するとその局は和了れない」レベルのイカサマがあってなおその程度であるから、このゲームを「理不尽な難しさ」と言うのは無理がある。
勝利条件が普通の麻雀と違うのが戸惑いを生んだのかもしれない。
実際自分もなんとなくしか把握しないままだった。キャラ育成の意味もあるんだかないんだか分からない。
個人的にオススメのルール設定は「箱下あり」と打点を上げるものの組み合わせだが、各自やりやすい方法があるだろう。
欲を言えば、Hシーンの出来がいいだけにオートモードがほしかった。この機能は別のソフトなどでおおよそ代用できるのだが、このゲームは起動がフルスクリーン表示に限られているため、若干対処が面倒になる。
更にフルスクリーン表示しかできないことに関連して、自分の環境では手配が画面下のタスクバーに隠れてしまって困った。これはPC側の設定で「タスクバーを自動的に隠す」ようにして対応した。
後は右クリックのツモ切りもほしい所。
また元々CD-ROM二枚組のゲームらしく、FANZAでDL購入した自分の場合は「ANIMATION DISK」とやらが無い状態扱いで、オマケのCGや音声をPCにDLすることができない。脱衣アニメーションをより高画質で見るのもこのディスクが必要ということなので、(値段次第だが)見かけたら現物をゲットしたい。
好きなキャラは大泉麟、下山口星美、椎名智機。
麟は見た目キューティーハニー。凛とした強気な女の子で、勝利してのHは大変良いもの。
星美は腐れ縁、智機はオートマトンと、それぞれの特性が活きるHシーンが素晴らしく、印象に残った。
総合して、大変満足度が高い作品。末永く使っていけそうでもある。
本来ならもっと関連作品に触れていきたい所だが、残念ながら多くはないようだ。原画&設定資料集は必見。
やはり90年代後半~00年代前半頃のアニメの絵柄は自分の感性に馴染むということを再確認した。
少なくとも絵柄に惹かれた人は間違いなく買って良いゲームであり、強くおすすめできる。